Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

カーブ鉄橋がある風景設計②

一昨日は統計開始以来の11月大雪で15cm積りました、諏訪の最高気温0.9度、100m近く高い我家は真冬日?と思える寒さでした。 レイアウト製作に厳しい季節到来です。


前回の続きです、図面ばかりの記事で恐縮です。 筆者にはイメージを3次元的な風景として定着させるのに欠かせない作業で、従来線設計時も見切り発車した南西部を除き同じ作業をしました。

ドライブイン先で県道は左へカーブし小さな集落の中を進みます。 バス停があり、その先の左カーブがスイッチバック駅へ通じる枝道の分岐点で標識が立っています。 県道を走る路線バスが寄り道する想定で、駅前にバス停を作るのも面白いと考えています。


本線逆カーブは小さな支尾根を回り込む形の地形にして整合させます。 4軒の民家候補は未定ですが、昭和の香りが濃い、生活感のある風景を目指しています。 傾斜地で水を引けず水田にできないので、各戸が自家用野菜畑を作っています。

風景にスパイスを加えます。 支尾根があれば地形に凹凸があり、凹部には水流があります、小さな沢の流れを作ります。 フレキ線路敷設予定のS134にカーブ鉄橋残材利用の短いガーダー橋を架け、集落内を流れて県道下を通り川本流へ注ぐ支流です。 


また、唯一後ろ向きの民家Dは、背中が絵になるキットを選び、崖に張り出したコンクリート基礎の上に建つ形にして、山間集落らしさ演出と風景アクセントにします。 洞門中央付近で標高マイナス53mmだった県道は、ドライブイン看板まで4mm、小さな沢の橋まで更に3mm下り、三叉路まで水平なマイナス60mmにする予定です。

【農道が渡る小さな沢】
従来線設計段階で小さな沢は計画していませんでしたが、基台高低差50mmを利用し製作時に追加しました。 流れがあれば地形に変化を与え、風景の自然さ演出にも、撮影ポイントとしての魅力アップにも効果があったと自己評価しています。

風景設計図B2一点鎖線の断面図を作成しました、川沿い傾斜地高台に線路が走り、雑木林から野菜畑・集落・県道・河原続く自然な風景になりそうです。 トンネル出口に比べなだらかな地形です。 この図面作成で雑木林の下は段々畑にする事にしました。


ではまた。

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