Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

北海道乗り鉄急ぎ旅計画

JRのお得な割引切符を昨日購入しました。 『大人の休日倶楽部パス』です。

年3回JRが比較的空いてる時期を選んで発売される割引切符です。 昨年の北海道遠征前に入会しました。 昨年旅行行程往路は旭川便フライトで1週間レンタカー道内周遊、JR利用割引切符には縁がなさそうに見えますが、終盤の旭川から仙台、最終日仙台から茅野帰宅の正規運賃¥36,000弱の3割引きだけで十分元が取れるので入会したのです。

コチラがそのカード、今年の年会費は卒業50周年大学同窓会の東京往復で回収済みです。 GW、お盆、年末年始多客時を除き3割引きですが、今回の割引切符は感覚的には7割引きの超お得切符なので、見逃す手はないと考えました。

第一回は6月23日(月)~7月1日(火)出発で5日間乗り放題切符です。 この時期は新緑と夏の行楽シーズン谷間の梅雨時、第二回は紅葉が終わり年末多客時の谷間、第三回は正月明けの厳寒期、『365連休年金生活者の閑散期旅は特別安くします』と言う訳です。

割引切符は3種類、『東北フリーパス』『東北・北海道フリーパス』『北海道フリーパス』です。 『北海道フリーパス』はJR北海道発売で、茅野から新函館北斗往復正規運賃が¥55,300、3割引きでも¥38,710なので利用価値がありません。

お値段は上表の通りで東北乗り放題が¥18,800、東北・北海道乗り放題が¥26,740、つまり茅野-新函館北斗間正規片道運賃同額で稚内・網走・根室まで5日間乗り放題です。 しかもJR東日本発売なので、東京からでも茅野からでも値段は変わらず同じです。


3月初旬から『東北・北海道フリーパス』を使い、どんな旅ができるか検討開始しました。 何しろ有効期間5日間が大きなネックになります、茅野-東京間使えるのは有難いのですが、東京早朝発なら当日中に稚内に行き着けますが、茅野からでは旭川までしか行けません。 有効期間7日間ならゆとりの計画立案可能ですが、往復に各1日で正味3日間です。 

で、たった5日の日程で何処へ行くかですが、健康な内にもう一度礼文島を見たいのです。 新婚旅行時に礼文岳登山、退職後に半月日程ずらしの4年連続訪問で各2-3泊し、4-5時間のトレッキングコースを歩き、咲き乱れる高山植物を楽しみました。 4-5年後また行こうと話してたら、捨て猫のハナちゃん拾って家族3人になり、夫婦旅ができなくなりました。 でも余りあるほどの癒しを貰っており、孫より可愛い3人目の娘です。


トレッキングの体力はなくても、思い出の地『花の浮島』の風景をもう一度目に焼き付けて置きたいのです。 礼文島は稚内からフェリーで2時間、島内観光バスツアー利用でも時間を食います、優先順位の高い礼文島再訪をどう日程に組み込むか腐心しました。

1970年頃の北海道は網の目の様に路線網が張り巡らされてました、なかったのは石勝線だけで、路線数の9割近く、営業キロの7割近くが廃止され、廃駅も相次いでおり、路線図はスカスカです。 礼文島再訪で稚内は行くので、網走や根室等現存路線に乗り、車両や駅の様子は激変しても、北海道独特の車窓風景をぼんやり眺める乗り鉄旅を楽しみたいのです。

【ネットニュースヘッドライン】

北海道新幹線札幌延伸開業は2030年予定、それに先立ち函館本線長万部-小樽間の通称山線は廃止の運命で、この機会逃すともう乗る事ができなくなりそうです。

かつて優等列車特急『北海』(帰京時に乗車経験あり)や急行『まりも』が走り、蒸機全廃後もC62重連牽引急行『ていね』でSL追っ掛けファンの人気を集めた歴史ある函館本線が、現在長万部-蘭越間は、4本/日の普通列車だけにまで落ちぶれ、消え様としてます。


5日の日程で旅の目的果たすのはほとんど不可能に見えましたが、裏技を見出し『礼文島』『石北本線・釧網本線網走』『花咲線根室』『山線』全てをクリアする旅行計画を立案し、ホテル予約も完了しました。 ハードスケジュール乗り鉄旅の旅行記をお楽しみに。


ではまた。

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