Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

沼尻鉄道のDL

『ナローの魅力』で紹介した沼尻鉄道のDLの話です。

全長5800mm、全幅1860mm、全高2820mmはHOスケールで63.2x21.4x32.4mm、Nの1.73倍の世界なのにN2軸貨車3サイズを1.3倍弱の小さなDLです。 木曽森林鉄道にはもう一回り小さな2軸DLがありましたので、HOn2 1/2車両の小型さを実感できます。

夏場の撮影なのでしょう、開け放たれた点検扉から向うの景色が丸見えになってます、エンジンは前半分だけに収まってるのでしょうか。

木曽森林鉄道のDLはほんど酒井製作所製でした。 沼尻鉄道もそうかと思ったら協三工業の1953年製でした。

点検扉を開け放った別アングルの写真では、ボンネット前部にエンジンが収まってます。 接触限界標横なので、停車中でなく走行中です。

こちらが冬姿で点検扉もキャブの扉も閉まってます。 運転席妻面下部にゼブラ塗装がないので、前写真とは別機関車です。

沿線に猪苗代スキー場があり、1m近い降雪地帯なので、冬場はスノーブロワ付きです。

 

 写真見てるとこんなDLが頭でっかちな客車1/2両と数両の貨車を引いてトコトコ走る姿に興味が湧いてきました。 何と言ってもスケール通り、ガニ股でないのが良いです。

小型DLの運転席がどうなってたかの基礎知識がないので、靴と帽子からサイズ推定できますが何が何やらサッパリ、鉄道車両と言うより大型自動車に近かったのでしょうか。

『沼尻鉄道』『模型』でググったらHOn2 1/2、9mmのこのDLが出てきました。 完成品車両が市販される市場規模があり、ナローファンが大勢いらっしゃると解りました。

沼尻鉄道ではガソリンカーや客車も販売されてました。

『沼尻鉄道』を『木曽森林鉄道』に替えてググると、ボールドウィン蒸機が出てきました。 エンドウ製品で5万円近い価格、手作りに近いからか絶版プレミアムかは不明です。 蒸機時代のナローには興味なし、筆者には小型DLと片端ガソリンカーがナロー代名詞です。

【KATO公式HPより】
KATOがこんなナロー入門セットを販売してました。 R183曲線と62mm/124mm直線線路だけでポイントもフレキも用意されてません。 鄙びた風景の中を走ってこそのナローです、レイアウトにしたらどんなになるんだろうと興味がフツフツと湧いてきました。


ではまた。

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