物置を作る 完成
小さな建物の物置でも全自作となると手間が掛かります。
土台基礎裏からフラットアース塗装した洋白角線を柱向きに注意して差し込み、差し掛け屋根柱受けに嵌めて柱と物置本体を基礎に接着しました。 上手くできたと思ったら左柱が傾いてます。 差し掛け屋根に合わせて基礎に空けた穴が0.7-0.8mmズレてた様です。
分解してやり直すには左基礎柱台を付け直して穴を空け直す必要があり、また正確に位置修正する自信もないので、粗末な小屋の歪みとして、このまま進める事にしました。
ハザ棒置場を接着しました。 夜間誰も居ないのに差し掛け屋根の照明点灯は不自然です。 夜の見回り後休憩か、明日の作業準備か解りませんが フィギュアを置く事にします。
座る人の中から作業服っぽい男性フィギュアを選び、フラットアース塗装した丸太椅子に見立てた2mm丸棒先に接着しました。
丸棒を切って丸太椅子もう1個と共に差し掛け屋根下に接着しました。
夜景色ではシルエットが浮かびます。 物置正面が賑やかになりましたが、基台端鑑賞方向側面が物足りなくなり、薪を積む事にしました。
➊1mm丸棒材料長は400mm、80mmを5本取り、もう1本から3本、合計8本用意します。
➋3本並べて汚れ作業用工作マットに隙間なく仮止めします。
➌タミヤセメント塗って2本積み重ね接着します。
➍8本中5本が台形に組み上がりました。
➊天地を返して再び2本、更に1本積み重ね接着すると、8本がおむすび型束になります。
➋接着が十分固まったらベリベリ引き剥がし薄茶色を吹きます。
➌これを3mm長に切って薪束にするのですが治具を使います、雪崩覆い・砕石場ホッパー柱切り出し治具に3x10mm工作材接着しただけです。
➍治具を使い3mm長11本切り出しました。
➊2mm幅帯板をフラットアース塗装し仮止めします。
➋薪束を5個並べて帯板後ろ基準で接着しました。
➌2段目4個、3段目に1個接着、若干短い1個は使用中止しました。
➍接着が十分固まったら帯板の余分を切り落とし、帯板側面と設置時に見えなくなる裏面をフラットアース塗装します。
見える側の薪断面は乾き切ってないので、フラットアースに黄色を混ぜて塗り、基台端側に接着しましたが、これでは雨で濡れてしまいます。
と言う事で失敗作差し掛け屋根から小屋根を作って取り付ける事にし、採寸して切断し小屋根支持板を接着しました。 接着乾いたら支持板余分を切断し、裏面をフラットアース塗装します。 この小屋根と本屋根の色がどうしても気に入らず、修正します。
本屋根だけ露出する様にマスキングしました、薪置場上用差し掛けも同時加工です。 背景を白紙にしたのは、当社のウェザリング吹きがどの程度か解るようにする為です。
吹くのはこの2色、薄茶で土汚れを表現し、グレーサフはザラザラ感演出で極微量です。
ご覧の通り周囲の白紙に飛んだ塗料で量が解ると思います。 薄茶は遠くから2回、粒子の細かいグレーサフは等距離から1回です。 緑の地色が残ってる様に見えますが・・・。
マスキングを外すと、差し掛け屋根に少し近付け様としたのに同等か少し追い越した感じになりました。 地色の緑が何処かに行ってしまった様ですが、粗末な物置屋根の質感としては良い雰囲気になりました。
薪置場の差し掛け屋根を取り付けました、完成です。
水田3の右側基台端に近い場所に設置するとこんな見え方になります。 水田脇のおんぼろ物置らしくなりました。
反対側から見ると裏面が何か物足りません。 ハシゴ忘れてました、ハザカケの稲束掛け降ろし、屋根上の落葉掃除や大雪時の雪下ろしにもハシゴがなくてはなりません。
通常鑑賞方向ではありませんが、県道から見たアングルです。 左手前の柱を含め、全体に少し歪んでるのですが、物置の味わいにして置きます。
最後に不足してたハシゴを取り付けて完成です。 設置はトラフガーダー橋下の流れ、それを越える県道の橋と川下地形が確定後なので、まだまだ先になりそうです。
ではまた。


















