Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

生野南中学校の製作-3 校庭完成と全景

ユニット化した校舎と体育館を位置決め固定し、校庭・小物類・接合部風景を製作して、生野南中学校が完成しました、全景と点景、昼景と夜景を紹介します。

生野南中学校全景です、校庭も両ユニット同様に下駄を履かせた木材上に板紙で製作しました。 置き場がなかったバックネット(外野フライが線路越えか校舎窓破損)を除き、キット付属の小物類を校庭に配置しました。 段々水田・廃屋跡への自然地形連続性と、築堤に敷設された鉄路の風景を破綻なくまとめられたと思っています。

当時はニガリで突き固めて細かい砂利を敷いた校庭で、転んで筋状の擦り傷をよく作りました。 板紙をフラットアース塗装後、3種混合リアルサンドを数回重ねて撒布固着し、出たとこ勝負でしたが、適度なムラに仕上がってくれました。

キット付属の朝礼台は、サイズは良いのですが階段がないので2mmプラ角棒で製作し、共にマホガニーで塗装して配置しました。

南中学校を生野駅側から見た風景です。 実寸換算すると校庭は狭く、サッカーコート、バスケットコートも小さいのですが、低目線だとそれなりに広く、らしく見えるから不思議です。 校門左の境界柵が敷地段差を下る部分は、製作時に問題発見し、斜行鉄路柵を2mm、1mmプラ角棒を加工して製作しました。

最初の画像と同アングルの夜景です、職員室・校長室・普通教室、体育館、階段ホール・玄関、校庭の4系統12灯が点灯しています、校庭灯は校門から体育館の通路照明です。 点灯中の体育館は部活、2階教室は文化祭準備?、あるいは夜間学級かもしれません。

残り6教室は昼間常時ON、夜間照明点灯時自動OFFの回路構成にしてあります。 選択スイッチ切替で常時点灯にもできます、賑やかですが実感的かどうかは疑問です。

教室内をのぞいてみます、これなら学習に十分な明るさ、椅子が無くてもそれらしく見えます。 教室前掲示板に生徒が描いた文化祭ポスターが貼ってあります。

手間暇かけた室内が見える画像をもう1枚、今度は少し引いた夜景です。

最後は夕景です、偶然に校舎壁時計は4時15分を差しています、晩秋のこの時間はこんな具合でしょうか、夕陽を浴びると水田の稲ワラの表情も変わります。 今日は週2回ある7時間授業の日、午後4時過ぎが下校時間です。 最後の南西コーナーが完成しました。


ではまた。

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