Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

雪崩覆いユニット固定

雪崩覆いユニットのシナリー追加で固定前準備作業が完了しました。

ユニット西端はユニトラックR315/15度です、ここから2本目のR315/45度にフィーダー設置してます。 過去記事に書いた様にユニジョイナー接触抵抗は無視できない値で、経年劣化含めると1ヶ所当たりS248x1本に相当するので補助フィーダー設置が安全です。 なおR315/15度の先はPecoコード55フレキレールでジョイナーは半田付けしてあります。

レールと枕木間を通せる配線は電流容量不足なので、3A容量線をレール外側に半田付けしました。 遠近感が狂った目で右側赤ライン半田付け時に道床一部を溶かしてしまいましたが、走行性能に影響ありません。

R315/15度敷設部のコルクマットを追加フィーダー黒ラインの逃げ用に一部切除しました、手前に引き出して親フィーダー線に接続します。

補助フィーダー半田付けでユニットを手前に引き出し、トンネル内から運転士目線で覗くと中々良い眺め、固定後は難しいので1枚撮りました。

手探りでユニジョイナーを篏合させて押し『カチリ』と音がしたので大丈夫とは思いましたが、屋根傾斜で狭くなった場所に手許灯を持ち込み確認しました。 脱線原因になる乗り上げ篏合はなくキチンと嵌ってました。


ユニット接続時に写真左手R315/45度仮止め両面テープを外し現在フリーです。 従来線張出し基台と延伸線基台接合部で、地震時の揺れ方の差が不明で、鋼固定法より適度な自由度を持った固定法にするのが安全です。 上下と線路90度方向のみ規制する方法にします。

➊使用頻度の低い在庫素材から5mm三角棒を使う事にします。
➋逆方向背中合わせにタミヤセメントで接着します。
➌37-40mmx6本に切断します。
➍ユニトラック両側に押さえ板として2本接着すると、道床部分で高さと左右方向を位置決めし、前後方向はフリーの状態になります。

従来線相互乗り入れ両渡線側から位置決めして行きます。 最初のR315/45度の終端部近くの両側に押さえ板を瞬着固定しました、手前側はコルクマットが不足し貼り足してます。

次に2本目のR315/45度の半分弱の位置両側に押さえ板を接着し位置決めしました。 ここも手前側にコルクマットを貼り足してます。 押さえ板を路盤でなくコルクマットに接着したのは、地震で強い力が加わった際に、コルクマットが変形し破損を避ける目的です。

最後に雪崩覆いユニット境界のR315/45度とR315/15度接続部両側に押さえ板を接着し、レールは全く動かなくなりました。 追加フィーダー線を線路に沿わせ瞬着固定しました。

雪崩覆いユニット右端を1x4端材で浮かせました。 浮いている中央と右側のユニット足は隙間からボンドを注入し、ほとんど浮かない左側ユニット足は瞬着で基台に接着します。

1x4材を外して雪崩覆いユニットを接着しました、自重で自然乾燥で接着します。 ボンド注入部は余分なボンドがはみ出してますがOKです。

1昼夜放置で完全固着しました。 ユニット奥側の足は接着固定してませんが、手を差し入れて奥側に上向きの力を加えても微動だにしません、追加接着固定は不要になりました。

コンクリート擁壁をできるだけ西側(左)に寄せて様子見、この台形エリアが地形製作部になります。 その前に現在干渉してる背景版と県道洞門ユニットを加工して、洞門角度を少し反時計回りに振った方が、地形製作も洞門出た後の県道製作も楽になりそうです。

トンネル本体塩ビパイプと背景板が干渉するので、背景板を切り欠きました。 背景画下半分は隠れるので問題ありません。

県道洞門台と背景画固定キューブ材も干渉するので、台を切欠きました。

その結果、県道洞門ユニットを約5度振る事ができ、風景製作の自由度が拡大しました。


ではまた。

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