Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

建設中の露太本線⓬

四国探訪記は何とかなるかと思ってたネット環境が行程にも宿泊先にもなく、帰宅してから書くしかなくなりました。 四国最後の夜に書いてます、1週間で300通のメールが溜まってました、明日から順次処理します。 書き貯めた記事でとりあえず喰い繋ぎます(汗)。


生野市街地の駅前大通り南側と北ユニットの紹介が終わりましたので、今回は役場前通りの奥です、増設した市街地敷地の20%の部分です。


4-5.役場前通りの奥側
狭い場所は奥から手前に製作するのが原則ですが、市街地奥の西側は南北ユニット設置後に製作しました。 基台下を潜り抜けて右側からアクセス可能にしたので、ストラクチャ毎にユニット化し、右側から見て奥になる南側から順番に押し込む方式で製作しました。

【役場前交差点路面図】
下が駅前大通り左右が役場前通りのT字路に、役場出入口を加え十字路にしてます。 駅前同様この路面図部分を別体で製作し信号機組込み計画でしたが、駅前方向撮影ポイント確保の為、信号機未設置になりました。

【町役場路面図】
町役場入口は駅前大通りの幅と同じで、正面入口車寄せに時計回りの一方通行にしました。 左側に来庁者用駐車場を設け、右下に自転車・バイク置場を設置する設計です。

【町役場ユニット】
役場は建コレキットです、敷地ベースに境界柵、役場前通り街灯2灯、樹木をユニット化してます。 右下に自転車・バイク置場と掲示板、正面に生野町役場標識を設置しました。


この時代に木造から建て替えられた自治体庁舎の典型的外観です。 当時近代化と効率化をキーワードに建設された新庁舎は、現在も一部残存してますが、その多くは築後40年以上経て老朽化し、平成時代末期にバリアフリーと街作りをキーワードに建て替えられました。

【町役場ユニット 夜景】
大型建物なので標準LED3灯直列で照明してます。 各階の床は作らず、入口正面部分に1階壁と受付カウンターだけ製作しましたが全く見えた事はありません。 高度成長、長時間労働、サービス残業当り前の時代ですから、12部屋中9部屋残業中にしてあります。

【役場前通り南側】
町役場は駅前大通り正面に位置が決まっており、駐車場を反対側にすれば奥に大型建物設置が可能でした。 駅前再開発で道が拡幅され、旧市街にあった木造町役場が最近新築移転して役場前通りに名前が変わった想定なので、奥は背景板をラウンド形状にして開発未着手の緑地にしました。 北ユニットも建物なしの緑地、目立たない場所の手抜きです。

【駅前ロータリーから町役場】
町役場設置時の駅前ロータリーからの風景です。 真正面に町役場庁舎の位置関係になってます。 大通りの実在感が希薄です。

【駅前ロータリーから町役場 夜景】
同じく夜景です。 大通りの広さと淋しさを感じ、舗道に植え込み追加を決めるキッカケになったた画像です。

【駅前ロータリーから町役場完成形】
駅前信号機、大通り植え込み、役場前交差点交通標識などを追加し完成形になりました。

【駅前ロータリーから町役場完成形 夜景】
同上夜景です、人口1.2万人の町にしては賑やか過ぎかもしれませんが、昭和の街並としてありそうな風景にまとまったと思ってます。

【町役場屋上からの夜景】
ころがり落ちたら風景破損する危ういバランスでカメラを町役場屋上に置き、信号機設置後の駅前大通り方向を撮影した画像です。 果物屋商品展示台だけでも作って良かったです。 見える事はないと思ってた場所が見えた事例で、製作中には鑑賞方向を把握できません。


町役場隣を何にするか一思案でした、広い敷地の大型建物が必要で、警察署や消防署が新築移転した役場と一緒に引っ越しには無理があり、再開発地に似合い新しい時代を象徴する新規出店スーパーに決めました。

【万国屋路面図】
想定時代は道路網整備と自動車普及で流通革命が起き、全国各地にスーパーが登場した時期です。 第一世代スーパーは現在のコンビニ2-3倍の売り場面積で、地方の小さな町生野初のスーパーとしては大き過ぎるのですが、他に選択肢がなく建コレキットを使いました。 

【万国屋】
第一世代スーパーとして間口OKでも奥行があり、2階建てと屋上広告塔は、想定時代の10-20年後にピタリの外観です。 この時代にコンビニは似合いませんが、この程度はヨシにしました、何より広告塔に照明入れれば街並奥夜景の大きなポイントになるからです。

【万国屋 夜景】
これも大型建物なので標準LED3灯直列照明です、そして工作時に昼間も点灯しないと買物できないと気付き常時点灯にしました。 街灯は町役場の万国屋側に建ってるので1本増設し、町役場敷地内の2本と合わせ3本直列で役場前通りを照明してます。 街灯間隔は駅前大通りより広くしてあります。 選択決め手になった屋上広告塔に照明を組み込みました。

【昼間は暗い駅務室とホール】
昼間でも照明必要な場所があると気付き、生野駅舎駅務室とホールの昼景確認するとやはり暗い、しかし固定済で改修不能でした、その苦い経験は倉元駅舎製作に反映させてます。

【万国屋 拡大】
写真では解り難いですが、昼間も全灯点灯、店内に6-7列の商品陳列棚を製作し、商品写真貼ったのですがその効果は出てません。 『開店一周年大感謝セール』看板を貼って、万国屋ができたばかりと、想定時代整合性の言い訳にしてますが効果のほどは疑問です。

【各ユニット設置時の街並】
南北ユニットと町役場、万国屋設置時の制御盤前からの市街地風景です。 ハの字鉄骨が大きなダメージを与える構図ですが、見慣れると不思議な物で意識の中で消してます。

【各ユニット設置時の街並 夜景】
同じく夜景です、万国屋広告塔の夜景アクセント機能も、ユニット単体では明るさ不足だった3階が雀荘のコマキビル前が、生野駅舎側街灯で照明されてるのも解ると思います。

【万国屋完成形】
役場前交差点にカメラを置いて撮影した設置後の万国屋です、この写真だと店内点灯が解ります。 バスや車で隠してますが、役場前通り北端も背景板前で途切れてます。

【万国屋完成形 夜景】
街灯間隔を広げたので、役場前通りは駅前大通りより暗くなってます。 万国屋駐車場入口は町役場敷地北端の街灯の灯りが届いてます。


ではまた。

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