Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

地区御柱祭開催

御柱祭ネタは人気サッパリですが一部に楽しみにしてくれる読者も居ます。 準備の話だけで本番省略できませんので、簡単に紹介します。

【10月9日7:30 小宮祭開催前の参拝】
地域・大社に係らず『御柱時間』という言葉があります、7:30集合とは7:30から始めるから遅くとも5分前には来てろよの意味なのです。 今回の小宮祭運営に当たる氏子達が祭りの無事の祈って参拝しました。

【綱渡り 8:15】
曳行する一の柱にメドを付ける準備作業は前日に済ませ、曳行綱を柱に取り付ける綱渡りです。 この日は近くの数部落小宮祭が重なり、あちこちから盛んに花火が上がりました。

【曳行開始 8:30】
小宮祭は地域住民、特に子供達に参加してもらう祭りで、メドに子供を乗せ、木遣りとラッパの合図で『ヨイサ、ヨイサ』と力を合わせ牽きます。 

【共有地で休憩 10:00】
メドに乗れない幼児は休憩時間に御柱に跨り記念撮影、次は6年後です。 前回までは後ろに見える高さ4m弱の急斜面で木落しをしてましたが、今回は規模縮小、柱も小さく軽く、曳行ルートも短縮してます。

【木落し準備 10:30】
それでも気分だけ味わいたいと急遽予定変更、短い斜面の木落しです。

【木落し 10:40】
短い柱は後ろが跳ねて危険なのでメドに人を乗せない木落しでした。

【神社曳付け-1 11:00】
その替わりに神社境内までメドを付けたまま曳行する事になりました。 曳行責任者の指示に従い慎重に通過しないと鳥居を壊します。

【神社曳付け-2 11:05】
柱を斜めにメドを振って1本ずつ鳥居通過、無事曳付け完了です。

【冠落し墨付け 11:20】
先端を三角形に加工する墨付けを長老大工さんが行います。

【冠落し神事 11:30】
役員が交替で斧(ヨキ)を入れる神事です。

【冠落し 11:40】
若手の大工さんがチェーンソーで冠落しをします。

【冠落し 11:45】
最後も長老の出番、カンナで仕上げ、この後昼食休憩になりました。

【建て御柱 13:20】
昼食後一の柱の建て御柱です、4方向に綱を張って氏子が支えワイヤーをウィンチで巻き上げて少しずつ建てます、前回一の柱は地上7m、4人の若者を乗せて建てましたが、今回は4mで上に人を乗せるのも自粛です。

【根固め-1 13:40】
柱の周囲を矢板で囲み、御柱休め時に掘り出した石で根元を固め、土を被せてビクともしない様に周囲を固めます。

【根固め-2 13:50】
最後は人力で突き固めます。

【御幣取付 14:10】
一の柱から順に御幣を取り付けます、これで神域を守る神様になります。

【小宮祭終了 14:30】
小宮祭の無事終了を祝し木遣り奉納、氏子は万歳ではなく『ヨイサ、ヨイサ』の掛け声で応じます。 次の御柱祭は2028年、筆者は参加できるか、生きてるかさえ解りません。 そんな諏訪の住民にとって人生の区切りとなる2022年御柱祭関連行事が終了しました。


ではまた。

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