Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

ラスベガス2005年-2009年

ラスベガスネタは人気サッパリだったので、下書きした続編記事公開を見合わせてました。 お蔵入りでも良かったのですが、ストラクチャ工作のツナギとして使う事にしました。 旅行記としてお読みいただければと。

【ホテル・ベラージオの噴水ショウ】
2004年4月に20年在籍した事業部を離れ本社部門に転籍、職場は新宿高層ビルの一つにあり単身赴任になりました。 困ったのは年2-3回業務出張してたラスベガスへ行けなくなった事です。 転籍先部門予算に使った事のない海外出張経費が組まれてました。


予算執行権限があったのでコレだ! 担当業務に多少関連性があるので『CES視察と量販店ツアー』の出張を創出し、2005年CESでラスベガスへ行きました。 業界動向を肌で感じ取り、自社製品の米国市場販売現場視察には意味があるの多少強引なロジックです。

【CES2005会場の様子】
毎年毎年新技術や新製品が発表されるCESは見るだけで楽しいショウですが、今度は直接的仕事でないので気楽、ラスベガス3泊、LA3泊、機内1泊の7泊8日の視察旅行で、筆者の役割はもっぱらツアーコンダクター、計画立案・予約・引率者・ドライバー・通訳でした。

【同上】
10年以上毎年見てたのでトレンド変化が良く解ります。 帰ってから海外出張アリバイ証明のレポート書くだけなら1日駆け足で見れば十分、後はカジノで遊んでました。 個人的にはそれが出張目的でしたからね。

【グランドキャニオンサウスリムにて】
グランドキャニオンはラスベガスから近く、双発飛行機の半日ツアーが約$400です。 プライベート含め3回行ってましたが、同行者の希望もあり始めて車で訪問しました。 小型機で40分が車だと5時間です。 ちなみにLA⇔ラスベガス間も車移動、6-7人乗りミニバンをウィークリーレート保険フルカバーでレンタルしても$370と非常に安いのです。

【グランドキャニオンノースポイントより北東部を望む】
半日ツアーでは行かないグランドキャニオン入口ノースポイントまで行き谷底のコロラド川を見ました。 ラスベガス夜明け発、10-12時でポイントを見て回り、グランドキャニオン鉄道始点ウィリアムスでフリーウェイ40号線に乗ったのが14時、そのすぐ後にLA538マイルの標識を見て、これから東京-広島の距離走るのかと「無理し過ぎたか」と思いました。

【モハーベ砂漠に沈む夕日】
この40号線で始めてローリンググラスを見ました、西部劇で風に吹かれて転がる草の塊です、転がりながら生きてるのです。 両側は延々と続くモハーベ砂漠、ただしアフリカの砂漠とは異なり低い灌木がポツポツある『土漠』で、1時間走っても景色が変わりません。

【人生最長ドライブ1400km/1日】
ラスベガスから一旦南下して40号線に乗り東へ、更に北上するコの字型大回りルートしかなく、飛行機の倍の距離です。 朝4時過ぎから21時までに1400km走りました、ほぼ東京から鹿児島の距離です。 クタクタでしたがバカッ広く渋滞のない米国だからできた事です。

【オフィス系量販店入口】
国内でもここ十数年で量販店のボーダレス化が進みましたが、米国は10年先行してました。 例えば家庭で使うデスクトップPC買うには、家電・PC・オフィス量販店や一部のホームセンターでも買えるのです。 丸1日使ってLA郊外トーランスの10店舗近くを回りました。

【ビバリーヒルズ付近】
翌日帰国する最終日はオフ、ユニバーサルスタジオで開場から15時半頃まで遊んだ後、信号越えると街の様子がガラリと変わるビバリーヒルズとその前のロデオドライブ、そこから近いサンタモニカ海岸で冬期だけ太平洋に沈む夕陽を眺めるのを定番コースにしてました。

【サンタモニカの太平洋に沈む夕陽】
出張から帰り開催した、全員のレポート報告会に上司の本社役員を呼びました。 視察意義を認めさせ、翌年以降も遊び視察に行こうの魂胆でした。 ところが思わぬ反応、『本社には市場を知らない若手社員が大勢居る、この様な機会を作ってくれないか?』だったのです。 正に渡りに船、2006-2009年CES、2008年Infocommと5回行く事ができました。


ではまた。

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