Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

筆者のブラックジャック戦略と戦績

ギャンブラーは勝った話はするが負けた話をしないのが定説になってます。 筆者の29回ラスベガス訪問カジノギャンブル収支は、記録を残してないので正確には解りませんが$1500~$2000の負け越しです。 でも1訪問平均4夜の遊び代$50と考えれば安い物です。

【シリーズ記事より転載】
その負け越しのほぼ全てがスロットマシン、今回紹介戦略空席待ち時間にチョイと運試しに遊んだ結果です。 類型Cですので当然$1マシンフルコイン、運がなければ15分で$100が消えます。 全訪問通じ$800~$1000(400倍または500倍)大当たりを10回強経験(即現金化)しましたが、平均回収率90%ギャンブルなので、ある意味当然の結果です。


一方でブラックジャックは収支均衡のザッと4勝4敗2分、勝ち負け$200~$250、大勝大敗でも$500を超えた事はありません。 今回は生涯トータルタダで遊べだ筆者ブラックジャック戦略を紹介します、必勝法ではありませんが、十分な勝機があるプレイ法です。


7.筆者のブラックジャック戦略
ラスベガスカジノでのブラックジャックは紹介したセオリーの他に、いくつかの戦略があり、それに従ってプレイしてました。

テーブル最低掛金の2倍を上限にしてました。 $10テーブルの場合は1.5倍$15も使ってました、BJ時の1.5倍払い戻しをそのまま賭ける場合等です。 賭金上げても100%セオリー遵守、1勝負が$60~$80になると手に汗を握りましたが、それも醍醐味だと思います。 

筆者の様に自分のセオリー(内容は多少違っても)を持ち、機械的に迷わず選択するプレーヤーは1/4、セオリーは知ってるが『確率は確率さ』と、同じ状況で悩んで異なる選択をするプレーヤーが半数、残り1/4のプレーヤーはセオリーを知らず勘頼りか、周囲のプレーヤーに意見を求めるビギナー(カジノの上得意)が2000年前後の状況でした。


同テーブルの他のプレーヤーがどんな選択するかは気にしませんでした、自分のお金で自分の選択で遊んでるのですから。 中には手札5/5でセオリーDD場面でSPする素人さんも居ましたが笑って済ませます。 でも最後に選択するアンカー席プレーヤーだけは違います。

【あるアンカー席プレーヤーの選択】
この戦略は1996年2回目訪問時の実体験に基づいてます、勝利の女神がどちらに付くかウロウロしてる局面でした。 ディーラー表示札6の一番弱い条件、筆者含めたプレーヤー全員が12以上でSし誰もBせず、アンカー席プレーヤーの番になりました。 チョッと考えてからHサイン、配られた札の流れで10は出ないと考えたのでしょう、結果21でご満悦です。

【選択の結果】
ディーラー裏向き札は8で合計14、アンカー席プレーヤーがSすればディーラーが9を引きBでテーブル全員が勝ちでした。 彼の選択がディーラーBを20に変え、彼以外ほとんど負け(10/10Sだけ引き分け)、それからしばらくディーラー好調が続き被害を受けました。


それ以降座るのはアンカー席、混んでて空きそうにない場合はアンカー席プレーヤーがセオリー遵守で機械的に選択してるテーブルにしか座らず、アンカー席や隣席が空けば移動し、最終的にアンカー席でプレイする様に心掛けてました、実績で9割以上アンカー席です。 まっ、その待ち時間スロットマシンで負け越してるのだから世話はありません。(苦笑)

上記表示札4の手札A/4は常にDDしてました、『4/5/6で4/5/6』(表示札4/5/6でA4/A5/A6はDD)と暗記してたからです。 表示札10の16でH/Sは、同テーブルでセオリー遵守機械的選択をしてるプレーヤー(見てればすぐ解る)に訊いて決める事が良くありました。


筆者:How about your theory? it`s almost fifty fifty.(5分5分だけど貴方のセオリーは)
相手:My th
eory is hit/stay, but it's  up to you.(私はHit/Stayだけど、貴方次第ですよ)
筆者:Thanks! I'll follow you tonight.(ありがとう、今夜は貴方のセオリーで行くよ)


とこんな具合で、どちらも変わりないので同テーブルプレーヤーのセオリーに従えば、責任重大なアンカー席に座る筆者は気楽ですし、話好きの相手だと『CESで来たの』『何処から』『会社は』と会話が弾みディーラーにハンドサイン急かされた事もありました。 

長期的に見れば確率に近くなりますが、ブラックジャックは勝負なので短期的ムラがあり、3連勝/3連敗は頻繁、5連勝5連敗も珍しくありません。 プレーヤーが勝つ秘訣は、確率の高いセオリーに機械的に従いながら勝負の流れを見極め、賭金を引き上げる事です。

ディーラー有利な表示札は9-A、特に10が一番勝率が高い表示札です。 プレーヤー有利の表示札2と8はBJの場合除けば若干プラスかマイナスのほぼイーブン、表示札3-7がディーラー不利な表示札です。


ディーラー好調局面では表示札10が確率より多く出ます、プレーヤー選択終了後、裏向き札空けると4/5/6のケースが多く発生します。 表示札と裏向き札が逆だったらプレーヤー選択は異なっており、ディーラーの弱い手札を表示札10がプレーヤーをBさせ易くします。

ディーラーの好不調がありますが、プレーヤーにも好不調があります。 上表の様にAA/20/19/99/A7/11/10の55/169、33%がプレーヤー期待値プラスの有利な手札、ディーラーBJを除けば期待値プラスの18/A2/9加えて42%がプレーヤー有利の手札です。


確率論的には有利手札頻度と勝負結果ですが、苦しい手札(例:表示札7以上、手札15Hで勝ち等)で連勝した場合や、DD機会に連勝したタイミングで賭金を引き上げてました。

一度引き上げた賭金は負けるまでそのままにしてました。 引き上げて3連勝以上した場合は連敗するまでです、好調時の1敗後3連書など良くあるケースだっただからです。

ディーラー手許の$5チップ置場でディーラー好不調が解ります。 ディーラー表示札2-6でBせず確定ハンドが続いたりすると、$5チップの列が急に長くなります。 ディーラー好調時や当方ジリ貧の展開時に、お金を遣わない積極策として1回休みを使いました。


この場合、1回休みで流したディーラー手札と自分の手札を必ず確認しました。 この戦略使えるのもアンカー席だからこそです。 勿論気分転換にトイレに行くのも良い選択です。 なお、シャッフルとディーラー交替時は勝負の流れリセットなので、様子見しました。

基本は冷静に集中して勝負の流れを読んでプレイしてましたが、同テーブルプレーヤーとの交流もカジノの楽しみです。 会話が弾むと賭金引上げはなし100%セオリー遵守、勝つ事より楽しむ事に軸足を移しました。


100%セオリー遵守じゃギャンブルの楽しさがないとお考えの方は筆者と同じ類型Cではありません。 貴方のお金ですからお好きにどうぞですが、アンカー席に座らない様にお薦めします。 貴方の勘頼りプレーが同テーブルプレーヤーに不快な思いをさせるからです。


★おまけ
記事作成の為にセオリー表を探して、海外出張グッズを入れた鞄を空けたところ・・・。

米$が出てきました、$120ありました。 チップに必要な$1札を含め、次回渡米時の為に右上マネークリップで束ねて常備してたの忘れてました。 2009年頃は多分¥108/$だったと思います、現在は超円安、行く当てもないので現在レートで両替しました。(得!)


ではまた。

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