Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

御柱祭関連記事顛末記➌

筆者が期限設定した5/18までM氏の回答も謝罪もなく、また宣戦布告した筆者に対し、すると云った残り画像の違反申告もされませんでした、M氏の仕事の進め方は支離滅裂です。 筆者側に急ぐ理由は何もなく、どの様な攻め口が一番効果的か戦略を練りました。

【信濃毎日新聞社本社アドミ部門】・・・同社HPより
アプローチ先をどこにするかも問題でした、読者センターは機能不明確で、経理・ビジネス開発室(経営企画)はお門違い、社長室長と人事部長に絞り人事部長を選びました。 M氏の個人情報や評定結果にも精通しており、M氏のダメージも大きいと思われたからです。


公表するしないは別として企業は経営理念を策定してます。 企業活動の目標やスタンスを文章で表した物で、社会や顧客との関係に言及しない経営理念はまず存在しません。 ただし社員行動が経営理念に準拠してるかどうかは別問題、お題目だけの企業も多い様です。

1990年代以降はISO基準認証の影響もあり、ほぼ全ての仕事がマニュアル化されてます。 経営理念に基づいた社外対応の社員行動規範を多くの企業が制定してます。 今回のM氏対応はこの理念や規範に反してる事が明らかなのでここを攻め口に選びました。 お名前存じませんが人事部長宛手紙を6/1投函しました、頭書き1枚、経過説明9枚の長文でした。

【筆者発信毎人事部長宛手紙 冒頭部】・・・6/1投函
最初に自己紹介、次に人事部長宛に質問状を送った背景、そして詳細別紙ですがM氏とのトラブル、M氏顧客対応に問題ありとする理由の順に説明してます。 著作権判断とは無関係にM氏対応が信濃毎日新聞社経営理念・社員行動規範に準拠してるか否かの一点に絞り、企業としての判断・見解を質問しました。 最後は無回答で放置しないよねの念押しです。

筆者がこの手紙受け取る人事部長だったらM氏にヒアリングし、顧客対応に問題ありと判断したらまず自分が謝罪しM氏に謝罪メール送信させます。 謝るの只ですし怒ってる相手は謝罪されれば大人しくなりますから、その上で顧客対応と著作権問題は別、途切れた議論と対応を元のレールに戻します。 会社のメンツなぞ糞喰らえ、問題解決の近道からです。


筆者宛返信で人事部長さんの器と信濃毎日新聞社の対顧客スタンスガ理解できます。 宛先は人事部長でも企業見解求めた訳ですから社内調整に時間が掛かる事が予想されました。 恐らくM氏は面倒で余分な仕事させられた人事部長にコッテリ油を絞られたでしょうね。

信濃毎日新聞社から速達が届いたのは6/18、6/1投函なので社内調整約半月です。 素直に非を認めるか寝技に持ち込むか揉めたのでしょうか?

【信濃毎日新聞社人事部長返信 前半】・・・6/18
さすが人の上に立つ人事部長ビジネス文書作成に手抜かりはありません、時候の挨拶、名乗り、購読感謝、返信遅延のお詫びと続きます。 でもその後の赤線部分が問題、筆者はM氏対応に怒ってるのに記事消されて怒ってる??、論点のすり替えで寝技の匂いがします。

【信濃毎日新聞社人事部長返信 後半】・・・6/18
後半読んでガッガリしました。 最後に筆者に不快な思いをさせた事へのお詫びと、今後の顧客対応改善や社員教育云々と、M氏対応に問題ありと暗に認める記載はありますが、肝心の筆者質問M氏行動への見解はどこにもありません、非を認めたくないのでしょうね。


苦しい説明で幕引きを図るつもりの様で、人事部長さんのこの辺で勘弁して怒りを収めてください、私の苦しい立場を忖度してくださいの想いが文章から滲み出てると感じました。 この返信のポイント整理です。


★信濃毎日新聞社の幕引きシナリオ
➊ムラゴンには削除手続きを問い合わせただけで削除要求はしてない。
記事削除・非表示はムラゴンの独自判断、一部違反申告済み、自主削除しなければ残りも違反申告のM氏メールと整合取れますかね?
➋5/10筆者宛メール送信時にM氏は画像削除・非表示を知らなかった。
ならばその措置はムラゴン独自判断で信毎は関知しないと伝えれば済んだハズですね。

➌信濃毎日新聞社は筆者が理解し自主的削除の解決法を考えていた。
ハイハイ、筆者もそうでしたよ、M氏は違ってた様ですがね。
➍M氏は5/11筆者メール受信後社内検討に手間取り齟齬が拡大した。
M氏は自分の失策で怒ってるお客様に『スミマセン』言うのに1ヶ月以上社内検討が必要だったのですね~、速報性が命の新聞社で悠長なこと。
➎ムラゴン措置と行き違いで生じた事なので理解して欲しい。
ムラゴンを悪者にして何とか一件落着させたい寝技の幕引きですね。 人事部長独断でなく、経営幹部(社長も?)が鳩首会議してこの回答案に落ち着いたとは何とも面白いね。

人事部長さんのご苦労には同情しますが、この回答を受け入れる事はできません。 まだ血の気の多い筆者は信毎説明の矛盾を論理的に指摘し木っ端微塵に粉砕する事にしました。

【信濃毎日新聞社人事部長宛返信-1】・・・6/20投函
まず説明要旨➊-➌を取り上げ、信毎説明は論理的に破綻してると伝えました。 ➍もあり得ません、再三の返信督促を無視し続けたM氏が1ヶ月以上の『社内検討』後に謝罪してたかもなんて、信じるの不可能です。

【信濃毎日新聞社人事部長宛返信-2】・・・6/20投函
次に信毎説明矛盾点を具体的・論理的に列挙し、筆者5/11メールにM氏が返信しなかった事が事態を紛糾させた根源であると指摘しました。

【信濃毎日新聞社人事部長宛返信-3】・・・6/20投函
最後に信毎説明で矛先を躱す詭弁に使われた、画像削除・非表示への怒りでなく、M氏対応への怒りである事を念押しし、筆者質問への回答を再度求めました。 M氏がヒアリングで嘘を吐いたかどうかは別にして、人事部長返信は『企業の嘘』です。 矛盾を突かれて嘘を糊塗するには嘘を重ねるしか道はなく、納得できる回答は期待できなくなりました。

海外生産拠点や海外市場を持つ企業ではNGO対応や他社失敗事例に学び、企業価値防衛の為にCSRに取り組んでます。 国内(県内)市場のみ、報道公正さ維持で株式非公開、古い企業体質になり易い同族経営会社、社会/顧客への正直さより体面重視したのでしょう。

【信濃毎日新聞社人事部長返信 冒頭】・・・6/30
予想通りの返信が届いたのは先月末、矛盾だらけの信毎説明を糊塗する言い訳がなくなり、『申し上げる事はございません』の逃げです。 結果的に見るとM氏は小信毎、都合の悪い事には答えないのが社風の様です。 最後に残り画像自主削除要請がありました。


M氏の謝罪は得られませんでしたが、社内で減点食らったでしょうし、人事部長さんの謝罪もあったのでこの辺で矛を収める事にしました。 残り画像を削除し、6月中旬市内全戸に配布された御柱祭特集広報画像に差し替えて再公開した次第です。[本項完]


ではまた。

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