Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

御柱祭関連記事顛末記➋

最初にM氏のメールに筆者が激怒した背景を説明します。 1990年代以降企業にはCS(顧客満足度向上)が求められ、お客様の声を良く聴き応える、製品・サービスを改善してファンになっていただく事が企業の継続的発展に必要不可欠と経営の常識が変化しました。


今世紀に入るとCSを包含したCSR(企業の社会的責任)という欧州発の概念が経営に取り入れられました。 ナイキ社シューズがインドネシア工場の児童労働で生産されてた事実をNGOに暴露され、不買運動への対応等で莫大な損失を強いられた事件がキッカケです。

ナイキ事例はひと昔前なら外注孫受けの事は関知せずで済んだ話です、社会が企業を見る目が格段に厳しくなりました。 CSRには環境保全・地域貢献・ガバナンス(企業統治)・アカウンタビリティ(説明責任)等も含まれ、国内で企業不祥事事件が多発しました。

読者の記憶にありそうな事件を列挙しました。 内部告発による発覚が増えました、価値観変化で内部告発が『恩を仇で返す裏切り行為』から『社会正義発現行為』になり告発者が不利益を受けない法整備が進んだからです。 その対極の対応がパナソニック、1985年頃販売したヒーター回収TV CMを10年以上『もう良いんじゃない』と言われるほど流しました。

ンッと思いググったら40年近く前の製品リコールまだ続けてます。 パナソニックは社会/顧客の信頼を得る(=企業価値を守る)には必要と信じて続けてるからです。 40年前だったらM氏の対応が許されたかもしれませんが、現代企業としてM氏の顧客軽視の対応は時代の潮流に完全に逆行しており、それが筆者の『何じゃコリャ』であり怒りの背景です。


さてM氏の無礼千万なメールに激怒したからと言って感情を爆発させるのは下の下策です、冷静に論理的に反論・詰問しました。

【M氏宛メール前半】・・・5/11 0:43
まず怒っている事を率直に伝え、筆者に見えた事実を時系列で整理し、『貴方は仕事のやり方を間違えてる、返答せよ』と迫りました。

【M氏宛メール後半】・・・5/11 0:43
M氏の著作権法番人が如き物言いにも反感があり、『図面も使用し』と書いてるので、転載しただけで創造性のない掲載物(筆者理解では著作物でない)まで著作権を主張するのかと尋ねました。 また画像と文章の主従関係についてもM氏と反対の私見を述べ、反論あれば聞く旨を伝えました。 ここまでは著作権論争で、M氏対応無礼への怒りは別問題です。


無礼への謝罪を要求し、それがない限りM氏要求(自主的削除)には応じない、残りを消すならどうぞと条件付き宣戦布告をしました。 この時点で拙ブログ最新3更新含む4記事17画像非表示は公知の事実になってました。 負けを認める記事削除は選択肢になく、恥晒しは3日も1ヶ月も同じ(結果的に2ヶ月弱)、こうなれば白黒付けようと腹を括りました。

★多分こうでなかったか劇場
証拠も何もない筆者推論です、タイトリングはNHK『チコちゃんに叱られる』のパクリです。 信濃毎日新聞社M氏が拙ブログを見る可能性は非常に低く外部通報がキッカケではなかったかと推定してます、そんな人物に心当たりがあります。


『露太本線が貴紙画像多数を掲載してるが許可を与えたのか?』、勿論匿名で『露太本線は画像無断使用の常習犯で云々』のオマケ付きです。 この推定が当たってるならM氏は匿名通報者に踊らされた訳で、強引・高飛車対応の要因になったかもしれません。 筆者の反撃が想定外だったのでしょうか?、3日経過してもM氏から何の反応もありませんでした。

【M氏宛メール部分】・・・5/14
で、返信督促メールを送信しました『ウンとかスンとか言えよ!』です。 でも送信してから土曜日と気付きました、M氏が読むのは月曜日です。

【M氏宛メール部分編集】・・・5/16
M氏がメール読むであろう月曜日5/16に追い打ちを掛けました。 交渉に『脅し』を使う人間は得てして脅しに弱いでのその要素を入れてプレッシャーを与えました。 M氏は最初のメールの元気はどこへやら、放置すれば諦めると高を括ったのか、途方に暮れてたのかはどうでも良い、度重なる顧客の回答要求を無視し続ける非礼の事実が残れば十分でした。


予想通りに期限の5/18まで返信はなく、筆者を虚仮にした代償をM氏にどう支払わせるか、信濃毎日新聞のHPを確認しました。 著作権担当者が顧客無視を決め込むなら、礼儀をわきまえた顧客の質問状を無視できない経営層に送って直談判するしかないからです。

【信濃毎日新聞社企業概要】・・・同社HPより
翌2023年が創刊150周年の老舗新聞社で、歴代社長を小坂一族が務める同族経営会社です。 売上高166億円、従業員432人は思ってたより事業規模が小さく、KATOやTOMYTECとほぼ同規模の中小の中企業です。 経済界の常識として大企業は売上高1,000億円以上です。


経済的企業価値時価総額は事業規模にほぼ連動しますが、社会的企業価値は異なり事業規模が大きい方が偉いとか優れてる訳ではありません。 それは鉄道模型業界を見れば良く解ると思います、筆者がTOMIXにダメ出ししてるのは低品質放置と顧客軽視の経営姿勢です。

【信濃毎日新聞社組織】・・・同社HPより
大企業なら本社アドミ部門必須機能「経理」「人事」「総務(何でも屋)」に加え、「法務」「経営企画」「CSR推進」部門が置かれてますが、会社概要「総務系・その他30人」では基本機能組織しかないのは致し方ありません。 CSR推進部門があればその部門長が最適ですが、何処に送るか「社長じゃ仰々し過ぎるしね」としばし考えました。[続く]


[予告]次回最終回は7月13日18:00公開予定です。


ではまた。

×

非ログインユーザーとして返信する