Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

3月中旬のギアチェンジに想う

[お知らせ]7/2一部改訂しました


4月4日更新拙ブログでお知らせした様に、諏訪の伝統行事、上社4月初旬、下社4月中旬開催予定だった御柱祭山出し祭が中止されました。 中止決定の2月末は蔓延防止等重点措置が延長され第6波がいつ収まるとも知れぬ状況、県感染警戒レベルは上から2番目の5で、それまで4以上で全ての会議・イベント中止だったので致し方のない決定と納得できました。

【トレーラー搬送される上社8本の柱】・・・4/4更新記事より
感染者増加が続く中で病床使用率低下を根拠に蔓延防止等重点措置が解除された直後に空気が一変しました。 4月初旬の長野はマラソン3年振りの開催、昨年延期された善光寺御開帳の4月からの開催が決定しました。


病床使用率低下は基準変更で自宅療養者が増えただけで、蔓延防止等重点措置が2月20日で延長なし解除だったら、開催判断を半月遅らす事ができたら山出し祭は多分開催されてたと思います。 準備時間が掛かり最悪タイミングの判断で貧乏籤を引いた形になりました。


その流れを受け上社5月3-5日、下社5月中旬の里曳き祭開催が決まりました、開催決定通知は4月16日でした。 参加者は地元氏子のみ、他地域に住む家族や親戚参加自粛要請と参加者名簿作成、個人的見学は拒否できませんが、観光ツアー受け入れ中止での開催です。

【御柱屋敷に安置された御柱】・・・茅野市広報より転載
開催決定時は県内感染者過去最高800人超えの時期で、4月20日には病床使用率25%超えで県内医療警報が発令されました。 しかし開催疑問視や準備期間不足への苦情は聞こえず、里曳き祭開催の喜びが幾層倍も大きいからと思いますが、豹変振りには???です。


6年前は前四で実質2日、事務局を務めた筆者は楽でしたが今回は本三、3日目一杯です。 当地区から前回小学生、今回高校生の若者2人がデビューします、年明けから練習用メド製作やメド乗り練習、地区名を染め抜いた祭り装束(全身約10万円)を纏っての参加です。


次回彼等は大学生か社会人、地元に居る可能性は10%程度です。 この地に定住する者にも巣立つ者にも7年(目)に一度の御柱祭は人生の節目として体内時計に組み込まれてます。


連休前の報道を見てると『3年振りの行動規制がないGW』論調一色で、第6波が4月下旬から減少基調に転じたから良い様な物の、自粛要請で巣ごもり推奨してた政府が、掌を返した様に『外出してお金を遣い経済を活性化しましょう』と言ってる様に聞こえます。

【店舗アクセスマップより】
白樺湖/蓼科方面ビーナスライン沿いショッピングモールは蓼科別荘族が食糧・資材調達に使う店で、駐車場のナンバーから人の動きが実感できます。 通常平日午後は地元『諏訪』ナンバー8割、週末は7割、それがコロナ前のGW/盆/紅葉シーズン連休には5割に落ちてました、入り込み県外客増加と地元民が混雑を避けて連休前に買物を済ますからです。


5/2の買物ついでに20分ほど調べてみました、やはり『諏訪』ナンバーは6割ほど、近場観光のご近所さん『松本』『長野』『山梨』加えても7割に届くかどうか、実に1/3が県外遠距離からの入り込み客でした。

県外車で一番多いのはいつも東京ナンバーです、蓼科は都民にとって距離・気候・観光的にも軽井沢より少し庶民的な別荘地だからと思えます。 特に選んだ訳ではありませんがメルセデス、アウディ、BMW、レクサスの高額車が並び7/9が3ナンバーでした。

首都圏では地理的に神奈川ナンバーが多いです、いつもは『大宮』『熊谷』の埼玉ナンバーを見掛けますが、この日は居ませんでした。 『習志野』含めた千葉ナンバーも結構多く、逆に茨城/栃木ナンバーはほとんど見ません、信州より北方向観光地なのだと思います。

諏訪は中央道東京-名古屋間の少し名古屋寄りに位置し、距離的にも渋滞が少ない事も含め中京圏の心理的距離は東京より近いのです。 静岡/愛知/岐阜ナンバー揃い踏みです。

関西圏は高速で400kmとかなりの距離ですが、連休には必ず数台見掛けます、この他には『和歌山』『和泉』『京都』等です。 今回調査の遠距離チャンピョンは『鳥取』でした、4月29日に買物に行った嫁さんは『帯広』ナンバーを目撃したそうです、日本海フェリーを利用すればそれほど無理なドライブではありません、筆者も2度北海道へ行ってます。


◆それにしても
周囲の様子を見て一斉に右へ倣えするのは日本人の特質ですが、第6波収束傾向が見えない中での大幅移動制限緩和は、ワクチン接種率が高くなったとは言え危うさを感じます。

【長野県庁HPより】
5月2日佐久圏域警戒レベルが5から4に引き下げられましたが、他圏域は5のままで毎日複数の集団感染が報告されてます。 第7波が来て重症化リスク・致死率が高く、再び行動制限伴う発令をしても一度緩めたたずなを引き締めるのはまず無理ではないかと思います。


ではまた。

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