Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

北海道遠征記 その1

ここの処、水曜日は工作記更新日でしたが、5月10日(金)に北海道遠征旅行に出発しましたのでその報告です。 今回の旅の目的は、学生時代に訪問した北海道の旧国鉄線(そのほとんどは廃線になってます)を再訪し俳句を詠む吟行が主目的、ついでに撮り鉄です。

羽田から旭川便なので、乗換え便利な新宿バスタ行高速バス利用です。 自宅を6時過ぎに出て、中央道原バス停6:21の便です。 運賃¥3,300、JRの約半額です、GW終ったのでコスト優先にしました。

朝の最低気温は放射冷却があり1℃、甲府までは快晴、残雪の甲斐駒ヶ岳(右)や南アルプス前衛鳳凰三山(左)が綺麗に見えてました。 調布から断続渋滞がありましたが、新宿バスタに15分遅れ9:20着、9:30発羽田行リムジンバスにギリギリ乗り継げました。

中央高速バスは200km弱、3時間弱で¥3,300、羽田行リムジンバスは20km弱、30分強で何と¥1,400のバカ高です。 距離・時間比例は難しいとしても¥1,000が妥当と思います。

羽田第二ターミナル10:05着、荷物預けるのでカウンターでチェックイン、保安検査通過したのが10:35、搭乗まで1時間半あるので、ANAビジネスラウンジへ行きました。

1990年代北米航空各社は全世界航空会社とアライアンスを組みマイレージプログラムを強化し、ユナイテッドはANAと組みました。 筆者が海外事業担当に変わり国際線利用が多くなった時期と重なり、2年目に『スーパーフライヤーズ』の案内が届き入会しました。

【羽田ANAビジネスラウンジ】
スターアライアンスゴールド資格で、全世界空港ビジネスラウンジ(あればの話ですが)の利用や優先搭乗のサービスが付いてます。 嫁さんと北海道旅行以来の利用です。

搭乗券にステータスが入力されており、入口でリーダーに翳すだけでゲスト1人と入場できます。 どんな物か話のネタに紹介して置きます。

空港内を見渡せる広いスペースに150-200席があります。 筆者の様に搭乗までの時間潰しも居ますが、半分以上はPC開いて仕事してます。

飲物は無料、ソフトドリンクの他に生ビールサーバーもアサヒとキリンがあります。 つい飲んじゃいましたが、4時間後にレンタカー運転するのを忘れてました。

ワイン、ウイスキー、ブランデーもあります。

愛煙家用喫煙室も、20人ほど座って吸えるスペースがあります。 入場後、中間、搭乗前の3回利用しました。

12:00頃の優先搭乗に合わせ11:50にラウンジ出たら遠い事遠い事、20分近く掛かりギリギリの最終搭乗になりました。 今回はバッグ預けたので問題ありませんが、持ち込む場合は優先搭乗でないと、小型機体荷室を占領するバッグ収納場所確保が難しいのです。

機体は737-700のお年寄、兄貴分の747が燃費が悪くとっくに引退したのに、まだ現役続けてるとは思ってませんでした。 天気が良かったので下北半島斧形がハッキリ見えたハズですが、F席しか見られずダメでした。 着陸10分前の窓からの風景です。

着陸しゲートへ移動しベルト着用サインが消えて30秒後の機内です、筆者は欧米式に座ってます。 米国国内線、例えばトレードショウ開催されるラスベガス⇔LA便でこの時点で立ってるのは日本人・韓国人・中国人だけです、せっかちアジア人種の特性の様です。


欧米人は自分の列の順番が来るまで座って待ってます。 彼等はおっとりしてるのではなく、合理的なだけで無駄な事はしないのです。

預けたバッグは最初の10個に入ってました、荷物も優先されるからです。 レンタカーカウンターで受付済ませ送迎車で事務所へ、これが1週間足になる相棒です、何とも乙女チックな外観で参りました。

ナビは予め下調べして約50地点目的地登録したパナソニック『旅ナビ』、電源用のシガーライターソケット付をリクエストしてありました。

最初の目的地は旭川-名寄間の和寒付近、禁煙車なのでタバコ休憩の際に大雪山連邦が綺麗に見えてました。

道央道旭川北IC-和寒IC利用でストリートビューで見つけたポイントへ。 広大な水田に水が張られ湖の様になってます。 途中手間取り、15:51通過の3分前に到着しました。

下り普通列車の後に上り特急が16:21にやってきました。 順光で傾いた夕陽が車体に反射してました。

北海道田園風景の中を特急が遠去かって行きました。

【東六線駅跡地】
次の目的地は8年ほど前宗谷本線乗車で通った東六線駅です。 旭川から稚内への移動で、旭川発名寄行キハ47単行普通列車で印象に残ってました。 古レール骨組みに古枕木乗せた粗末な1両分だけのホームと小さな待合室、仮乗降場と言える様な小さな駅でした。


ところがどこにもありません、100m以内民家に聞き回り、3軒目が在宅、2021年に近くの南比布駅・北比布駅・北剣淵駅と共に廃駅になり、今は跡形もないと解りました。 大赤字JR北海道は廃線に加え、駅の間引きも始めてます。 旅日記がしばらく続きます。


ではまた。

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