Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

北海道遠征記 その3

まだ旅行中、1回1日では追い付かないので、今回は5月12日と13日の2日分です。 前夜ネット時刻表で12-14日行程を調べ更新しましたが、特急までは手が回りませんでした。


★十勝川橋梁
5月12日最初の目的地は帯広の東、幕別-利別間の十勝川橋梁です。

下り、次に上りの普通列車撮影予定です。 天気は濃霧、霧が上がれば雨になる様子です。 20分前に着いて車降りると列車走行音、上り特急の後追い撮影です。

十勝川橋梁は多連ワーレントラス鉄橋で、全長1km近い雄大な鉄橋です。 天候が良ければ背後残雪の山並み主役予定でしたが霧で変更です。 下り普通列車がやって来ました。

釧路側利別で下り列車と交換した上り普通列車が築堤の上をやって来ました。 この時点では雨も降らず、霧は雰囲気向上効果もありますが、車の運転には気を遣います。

撮影地点から最後の1枚です。


★厚別/上厚別
次の訪問予定地は上厚別信号所ですが、時間に余裕がありかつ通過時間を読み易く時刻表再確認した普通列車は通過せず、ダイヤ変更された特急通過撮影予定でした。 そこで1駅前の厚別に寄りました。

上厚別信号所は釧路へ向かう国道沿いですが、厚別へは国道を右折し濃霧の海沿いルートを進みます。 どうやらこれが昔の国道で、内陸を直線的に高規格道路で結んだのが現在の国道の様です。

➊何の変哲もない駅舎の無人駅でした。
➋対向式ホームの交換可能駅で、歩道橋流用跨線橋があります。
➌1番線はコンクリート枕木、2番線は1/3だけ、これは多分・・・。
➍駅所在地は海から500m、海抜10mしかありません。

上下合わせて日に13本の列車、かろうじて生活の足になってます。

厚別駅帯広方踏切から、駅端ポイントの定位/反位が逆になってます。 つまり1番線がスルー線改造を受け、その為1番線だけ枕木仕様が違うのです、JR北海道は苦しいからね。

 

厚別の旧国道と現国道を結ぶ脇道に山桜が満開でした、諏訪より1ヶ月近く遅い様です。

上厚別は2011年の北海道ドライブ旅行で訪問してます。 当時は信号所昇格駅で決して小さくない木造駅舎があり、待合室に寄せ書きノートも置いてありました。 その後信号所へ降格されたと知りました。

木造駅舎、ホーム、歩道橋流用跨線橋も綺麗サッパリ撤去され、残ってたのは駅舎のコンクリート基礎だけでした。

ダイヤ改正前で予想した時間より30分早く下り特急が突然やって来ました。 安全距離確保してましたが、信号所に人と警笛鳴らされました。


★音別
撮影地ガイドで知った音別の丘へ向かいました、相変わらず濃霧、雨が落ちてこないのがせめてもの救いです。

音別の丘は足元から海沿いに根室本線が原野の中へ伸び、1km近く遠方まで見下ろせる絶好の撮影ポイントです。 11時台の2本の普通列車を撮影予定で、海から霧が押し寄せ視程は常に変化します。 丘の上は墓地で、母の日なので多くの方が墓参りしてました。

列車通過時間が近くなるにつれ霧がどんどん深くなり、300m前後あった視程は50mほどに落ち、更に深くなりました。 遠くから踏切警報機音が聞こえ続いて走行音、でも何も見えません。 少し霧が流れた上り列車撮影するハズだった場所です、下りも無理です。

国道脇の音別(おんべつ)駅に寄り時刻表確認しました。 対向式ホームはオフセット配置の踏切接続、上の橋は歩行者用です。

音別先の国道が根室本線をオーバークロスする海沿いの場所で駐車スペースを探し下り列車を撮影しました、晴れてれば後ろは海です。 次の目的地は釧路湿原の北、釧網本線塘路です。 白糠道の駅で昼食を摂り、2時前に展望台駐車場に到着しました。

標高差70-80mですが息を切らして登りました。 展望台は2つあり近い方のサルボ展望台へ向かいましたが、運動不足を痛感しました。

頂上の案内板、この脇に高さ5m木組みの展望台があり木立に邪魔されず釧路湿原の眺望を楽しめます、他に誰も居ませんでした。

左の水面が塘路湖、右が釧路川です、2011年は塘路湖から釧路湿原自然観察カヌーツアーを利用した思い出の場所です。 かなり強い風で、展望台が時折地震の様に揺れます、30分の待ち時間に寒い思いをしました。

定時にやって来た網走行普通列車を撮影しました。 この旅行の目的俳句は、ここまで10句以上作りましたが紹介できません、公開済みで投句できなくなってしまうからです。 撮影後釧路へ引き返し宿泊です。


★尾幌/厚岸
5月13日は全国的に雨、本州は大雨の地域もあった様ですが、北海道釧路/根室地方は終日降り止まず、かつ濃霧でした。 最初の目的地は尾幌駅、オンボロに近い興味本位です。

➊廃緩急車待合室の1面1線駅です。
➋振り返ると10軒以上の民家が見え、寂しい山の中ではありません。
➌待合室内は綺麗に整備されてます。
➍釧路から30分以上掛かり、列車通過時訪問ができませんでした。

日に上下13本の列車があり、釧路と厚岸の中間です。

厚岸先の湿原は超有名な撮影ポイントです。 ただし湿原を俯瞰する魅力的なアングルで撮影するには、国道脇の崖を攀じ登らなくてはなりません。 駐車スペースから登り口を見上げた処です。 雨は小降りで濃霧、相当劣悪な気象条件です。 望遠レンズ付けたカメラをベストの下で保護し、傘を杖替わりに軍手をして滑り易い斜面を攀じ登りました。


1段、十数m登った処で傘を差して待ちました。 更に登れば500-600m彼方からやって来る列車撮影可能ですが、視程100mの霧では登ると足元さえ見えなくなるからです。

下り列車通過5分前に雨がポツポツ降りになり、霧が少し薄くなって視程300mに改善しましたが、そのまま待ち撮影した1枚です、湿原の水面が入っただけラッキーでした。

茶内方面への後追い撮影です。 上り列車来るまで30分、幅1mほどの崖上雛壇スペースで傘を差して待たなくてはなりません。 ウィンドヤッケ着込んでましたが寒く傘が風に煽られます。 小降りの内に傘を使えない崖下りしました、軍手携行が大正解でした。

駐車スペースから国道を渡り湿原側で撮影ポイントを探しました。 湿原水面が見え勾配標が収まる場所に決めて上り列車を待ちました。 歩道はなく車が80km/h前後でビュンビュン走り抜けてきます。 上り列車通過直前に視程が悪化、水面が見えなくなりました。

後追い撮影です、霧で湿原なのか原野なのか解らない結果になってしまいましたが仕方ありません。 ところでこの湿原は完全な駅間区間なのに上下列車共に30km/h程度の徐行速度で通過してました。 観光客向けのサービスなのでしょうか、それとも霧の影響??

厚岸から根室手前の落石まではナビで1時間45分の行程でしたが、飛ばさず霧にもかかわらず1時間15分で落石駅に到着しました。 落石岬周辺は厚岸湿原と並び北海道の鉄道写真に必ず登場するスポットで、愛読の風太郎さんブログを含め10ヶ所以上で見てました。


写真で見た風景をこの目で見たいと午後から日没後含め4回の撮影チャンスを作り、この日落石泊にしてましたが、雨と霧に加えて風が強まり、全く期待できなくなりました。

➊1面1線駅だと思ってた落石には交換施設がありました。
➋落石11:29発の上り列車が霧の中から姿を現しました。
➌落石駅に停車するも乗降客ゼロでした。
➍そして霧の中を去って行きました。

【撮影ポイント駐車スペース近くの浜】
ネットで調べナビ登録した駐車スペースへ行ってみました、熊笹丘の上に踏跡道が続いており間違いありません。 できれば下見と考えてましたが、風雨と霧で全身ズブ濡れになるだけと諦めました。 宿泊予定民宿に寄るとチェックイン15時の返事でした。

こんな天候では根室へ昼飯食べに行くくらいしかする事がなく、コンビニで調達済み、落石駅に戻りエアコン暖房した車の中で昼食摂りながらPCへ撮影画像を取り込み整理して時間潰ししました。 13:54発上り列車だけ踏切へ移動して撮影しました。


翌日は7時過ぎ落石発で網走へ向かう当初計画、7:32落石発下り列車があるので何とかならないかと検討しました。 それ撮影してからだと斜里岳背景の釧網本線列車撮影に間に合わない計算ですが、今回逃したら生きてここへ来る次は99.9%ない、でも天気予報は晴れでも霧が出たらダメです。 今回旅行の目玉だった落石が最悪の結果になりました。


ではまた。

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