Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

KATOフォーリッジ自作樹木の植樹②

拙ブログ週間アクセスランキングTOP50にはタイトルに「KATO」を含む記事が11あり。検索に掛かり易いかと変更実験しましたが、コレといった効果は見られませんでした。


さて植樹作業が続きます、単調作業と植樹カウンターが進む画像では読者も楽しめないし筆者も面白くありません。 変化球織り交ぜてとは思いますがどうなる事やら。

まずは幹がある分だけ樹木85本完成させました。 フォーリッジ2袋弱、作業半日、記事にすると1行と写真1枚、恐ろしく非効率です。

【植樹カウンター:51】
全部針葉樹人工林では変化に乏しいを言い訳に手抜きの算段、雪崩覆い先の緩やかなスロープを防火帯にする事にしてその境界まで植樹しました。

防火帯が広い方が楽できますが風景バランス崩しては元も子もありません。 日当たりの良いスロープに草を生い茂らせました。

【植樹カウンター:71】
ユニット幅がグッと広くなるので防火帯対岸に3列植えただけで20本、線路際まで林が迫ってれば防火帯設置で約40本の節約になりました。

ここで残り12本、また幹の色塗りから樹木追加製作するしかありません。 やるしかないと解ってても先送りしたいのが人の性、チョイと寄道し防火帯の立看板を作ります。

方眼紙に赤ボールペンで立看板骨組みをケガキます、6mm間隔の横線と22mm間隔縦線3本です。
横線に合わせ0.8mm真鍮線を両面テープで仮止めします、骨組みはプラ丸棒でも作れますが、1mmで若干太くレールクリーニング時に引っ掛けてボキッが必定なので真鍮線強化型にします。
余材で高さ合わせし直角に足の0.8mm真鍮線を半田付けします。
中央足半田付けの際は濡れたティッシュを載せて半田付け外れを防止しました。

真鍮線を半田付けした頑丈な骨組みができました。
看板面はプラ板でも良いのですが、真鍮線瞬着接着の相性が格段に良い箱紙を使います、本体8mmスリット2mm、瞬着チョン止めしてスリット取れば・・・。
ウデの悪さは工作精度だけでなく予見性の無さにも表れる様です、スリット部まで瞬着が回り固着、引き剥がしましたが使い物になりません。
結局瞬着削り落としで看板面再製作、回り道になりました。

フラットアース相当色を吹き足と裏を軽くウェザリングしました。
看板面は画像データを作成しフォトマット紙に写真プリントします。
適合サイズを選び裏に両面テープ貼って1文字毎切り出し、看板面に貼りました。
新品は変なので、コーナー中心に文字面は軽くウェザリングしました。 皆さんが良くご存じの看板文面は「山火事注意」、当時古く設置された看板は「山火事用心」でした、こんな些細な部分にも時代が顕れると考える筆者のこだわりです。

防火帯下段、列車の窓から少し視線を上げた位置に設置しました、適度なウェザリングで周囲に馴染んでくれました。 汽車の窓からタバコの吸い差しを投げ捨てる不心得者への牽制になるかもしれません、国有林にふさわしい看板です。

ユニット定位置設置したら絶対見る事のできない空撮ショットです。 立看板、雪止め柵と線路の位置関係、そして人工林植樹密度が良く解るアングルです。

樹木製作の退屈作業を先伸ばして少々イタズラ、小さな沢は本来先に水流製作すべきですが、下流に自然石と植物素材を接着し雰囲気確認です。

やるしかない作業に戻ります。 樹木幹の着色はこれで半分、上の200本残り+αを準備しました。

枝葉付けも大量生産、見込みを大きく上回り200本近くなりそうです。

ボンド水処理して乾燥中、これも最初のグループ、在庫緑色フォーリッジ4袋全て人工林用針葉樹にしました。

【植樹カウンター:105】
最終的に何本必要なのか当たりを付ける為、一番奥から植樹しました。 34本植えて100の大台突破、本当に200本近くなりそうです。

【植樹カウンター:125】
途中から密度変更できません、樹木在庫残りを横目に見ながら、穴を空けてはボンド塗って差し込む単調作業の繰り返しです。

【植樹カウンター:182】
ただひたすら50本以上、ようやく全山植樹が一段落しました、ここまで182本です。

182本植樹したユニット全景です。 奥羽本線沿い秋田杉美林は線路際まで迫ってました、植え足しには完成樹木では不足なので一旦ここで植樹を中断します。

ユニットを東基台に移動し県道から見上げたアングルで撮影しました。 枝打ちした人工林の雰囲気は再現できたと思いますが、幹の角度が微妙に違う様で(汗)


ではまた。

KATOフォーリッジ自作樹木の植樹①

人気のないレイアウト製作記ですが、本来『北基台北西ユニットの製作 その4』とすべきタイトルを変えて実験です(笑) ムラゴンにもタイトリングのアクセス数影響は大きいと書いてありましたから。 さて、川床を製作して川面と川底をどう表現するか具体案はなかったのですが、身近な処に答えがありました。

散歩道で見慣れた用水路です。 水は無色透明、用水路はコンクリートU字溝で、水に濡れた部分だけ色が変わってます。 従来線で試行錯誤し実現できなかった用水路の水流が比較的簡単に実現できそうです。

キーパーツは側溝に使ったチャンネル材、側溝は同色1mmx2mm材側壁ですが、ライトグレー塗装した0.5mmx2mm材側壁にすれば色の違いが表現できます。 チャンネル材内側に水表現素材を先に充填または塗る方法工夫すれば何とかなります。

この考え方を小さな沢へ適用すると、流れの水中に没する部分だけ色を変え濡れた暗い色にすれば良い事になります。 ウェザリング用ダークグリーン薄め液を滲み込ませると、それらしい感じになりました。


川面素材はまだ未検討なので後回しにし、このユニットの80%以上を占める針葉樹人工林、樹木製作と植林作業を優先します。

爪楊枝を幹にした自作樹木は従来線に約100本植樹してあります。 樹高約40mmとチョットしたスペースに置くのに手頃なサイズで、北町踏切脇の広葉独立樹です。

中山平駅裏農道に針葉樹タイプ10本ほどまとめ植えし、並木/防風林的にしました。 しかし、今回製作する下枝を打った針葉樹人工林にこの爪楊枝は都合が悪いのです、上部1/3ほど枝葉が付いたスラッとした姿には太さと高さバランスが悪いのです。

針葉樹人工林製作用に調達した百均の200本入り2パック爪楊枝です。
上が今回調達品、下がこれまで使用してた標準サイズ爪楊枝です、並べると若干細いのが解ると思います。
標準仕様爪楊枝は直径2.4mmでした。
今回調達品は直径2.0mm、長さ同じで太さ20%差は幹露出部が多い人工林では大きな仕上がり形状差になります。

幹の色はマホガニーとRLMグレー1:1に混ぜた暗茶色、元色が純色でないので何とも表現できない木の幹色です。 伸びを良くする為に溶剤を少し加え、塗料がなくなるまで塗ると約90本の幹ができました。

樹木製作専用パレットに1x4材余材に2mm穴6ヶ所空けて幹を立て2枚セット。
枝葉はKATOフォーリッジ緑色です。
畳んであるフォーリッジを伸ばし約12mm角「座布団」を大量に切り出します、滓がポロポロ出ますが大切な植物素材なので後で回収、キムチ容器保存です。
上から1/4~1/5位置に座布団を一つ差し、瞬着一滴垂らして幹と固定します。

固定された座布団の上に角度を変えて座布団を4-5枚重ねます、幹の先が1-2mm見えるのが目安です。
座布団切り出しの端数(サイズ的に約半分)が樹冠になります、重ねた座布団の上に瞬着1-2滴垂らして樹冠を載せて外形完成です。
半分濃度に薄めたボンド水に浸し、絞りながら樹形を整えます。 この工程を抜かすと後でフォーリッジ滓がポロポロ落ち、ボンド水が濃いまたは残ると白化します。
風通しの良い環境なら3時間ほどで乾燥し完成です。

もう1サイクル、1stロットとして24本製作しました、間伐しててもスカスカではありませんし多分100本では不足と予想、枝葉が少なくても容易ではありません。

完全乾燥したたら出来具合により前列に使えるAランク、チョイ落ちるBランク、目立たない場所用Cランクに分別保存、右からABCです。

【植樹カウンター:6】
まずユニット左端の一番狭い場所に6本植樹しました。 ユニット固定、線路敷設、バラスト撒布後にトンネルポータル設置してから手前地面製作し植え足します。

【植樹カウンター:15】
雪崩の通り道になる低い部分は雪崩覆いと直角でなく斜めになってます。 その反対側に奥から4/3/2本と9本植樹し計15本になりました。 右手9本エリアが密生して見えますが、斜面なのでこう見えてしまいます。

斜面に沿った視点から眺めるとこの通り、下枝を打ち下草を刈った風通しの良い人工林になってます。

植樹作業は周囲と干渉しない位置に2mm穴を垂直に空け、幹の先をヤスリで鋭角に落としボンドを塗って差し込みます。 地面幅が広くなるので2列各4本の植樹中です。

【植樹カウンター:23】
雪崩覆いから出た地点、コンクリート擁壁がまだ続いてるのに1stロット23/24を遣い切りました、この時点で総数は100本を超えると確信しました。 樹木大増産が必要ですが、その前に息抜き替わりの小物製作です。

GM着色済み古枕木鉄路柵で雪止め柵を作ります、1本を長短2本に切り分け、切断部横桟を取り除きヤスリで仕上げます。
長い方の両端各2本足を斜めにヤスリ落とします。
鉄路柵底に0.9mm穴を空け0.8mm真鍮線埋め込み予定でしたが、現在の視力でその加工は無理、次善の策として裏側に瞬着接着しました。
コンクリート製の想定なのでオーシャングレーを吹きました、埋め込めなかった真鍮線ほとんど目立ちません。

風雨に晒されたヘビーウェザリングして雪崩覆い出口、下にドライブインが位置する斜面に2段に、1mm穴を空け真鍮線差し込んで瞬着でガッチリ固定しました。 長い方両端ヤスリ落としは地表面に合わせる為です。

【植樹カウンター:39】
増産した樹木を16本植樹し、ようやくコンクリート擁壁・雪止め柵まで達しました。 整然とした人工林は見た目も綺麗です、しかし手抜きができて楽なんて目算は大きく外れました、後何本作る事になるのやら(泣)


ではまた。

ビックリ!とヤッタネ!

レイアウト製作ブログなのに製作記事注目度はサッパリ、随想・雑感が注目集めるのは線路も車両も出ない風景ユニット製作は面白くないのか?、あるいは参考にならないのか?、読者選択なので仕方ありませんね。


◆ビックリ!
随想・雑感の中でKATO製品に関する記事注目度が高く首を傾げてます。
★KATO 8620予約しました・・・2020.03.08更新
★KATO新製品ローカル線の小型駅舎・・・2020.05.04更新
★KATOのナメクジ食指が動きます・・・2020.07.11更新
以上3記事共に更新1週間で千件超えのアクセスがありました、理由?、サッパリ解りません、個人的感想で炎上する様な内容ではありません。

【8月11日0.01マイページより】
それがオハユニ61がセットでしか入手できない件に気付き苦言を呈した前回更新『KATOさんチョッと変ですよ!』は輪を掛けた記録づくめでした。 PVが1日で5万超えるなんて従来記録を倍以上に更新です。

【8月11日0:31 拙ブログアクセス記録】
1日のアクセス数が4千件に迫り、これも初体験。 普段はブログアクセス数がPV上回るのに逆転、カウント方法が違うのでしょうが両者の関係は良く解りません。

【8月11日0:31 拙ブログ人気記事】
更新初日記事アクセス数も新記録、この記事アクセスがほぼ上乗せになってます。 これだけアクセス集中すると逆に気味が悪いです、何か変な事書きましたか?


それとも記事タイトルKATOで始めると『KATOウォッチャー』の注目集める?のでしょうか、としたら次回北基台北西ユニット製作記事タイトルを『KATOフォーリッジ自作樹木の植樹』にして実験しますか(爆)


◆ヤッタネ!
新たな趣味俳句を始めて間もなく1年です。 人気TV番組で興味を持ち、処女作応募したらビギナーズラックで佳作入選したのがキッカケです、地域句会に参加、その先生の薦めで某結社入会、『ロフト』として研鑽を積んでます、嬉しいニュースがありました。

【俳号『ロフト』で毎回佳作入選してます】
人気者夏井先生主宰と言ってもNHK松山局はローカルです。 全国俳句愛好家が入選を目指す全国区のNHK(本局)で入選すれば本物と応募しましたがカスリもしません。

【NHK俳句8月号】
それもそのハズ、毎回7千句の応募があるそうで初心者に歯が立つ場ではありません。 『入選おめでとう』の先輩メールを受け本屋へ走りました、読書が辛く定期購読してません、4月20日締切を最後に応募を止めてました、その最後が入選です。

オンエアされる特選は9句、1/800の狭き門、更に3句が頂点に輝きます。 入選を知らせてくれた先輩は数度の特選句経験お持ちの経験30年の大ベテランです。

連休明け平日に立山室堂雪の壁を見に行ったら、聞こえてくるのは中国語と韓国語ばかりの体験を詠んだ句です。 入選は1/50と入口は広がりますが、何と言っても全国区、励みになります。 視力低下や体力低下(屋根裏階段昇降不能)が進めばレイアウト製作諦めるしかありませんが、俳句なら大丈夫、二刀流の趣味ライフを続けます。


ではまた。