Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

露太本線ブログINDEX-8:半世紀前の鉄道雑誌

当ブログでは筆者所有雑誌著作権期間50年を経過した鉄道関連雑誌を多数紹介してます。 その後特集シリーズ再録記事もありますが、加筆再編集された記事もあり、雑誌オリジナル記事のまとめページを作成しましたので公開してます、何かの参考になれば幸いです。
[2021.08.02追記]入手した古書も追加掲載します。 


8-1.鉄道ピクトリアル誌
鉄道ピクトリアル誌は定期購読しておらず、TMS購入時に立ち読みしてました。 必要号に絞って購入し3冊残ってました。 雑誌発売時期順に並べ替えてます。
◆1950年代末の鉄道風景
1959年12月号の紹介です。
◆半世紀前の鉄道P誌 1962年新年特大号
伊豆急が開通した1962年1月号の紹介です。
◆雪と国鉄
同号掲載の雪と戦う国鉄記事の紹介です。
◆この写真は何時?何処?
1962年5月号からのクイズです。
◆半世紀前の鉄道P誌1962年5月号➊C10
同号のC10特集です。
◆半世紀前の鉄道P誌1962年5月号➋C11
同号のC11特集です。
◆半世紀前の鉄道P誌1962年5月号➌C12
同号のC12特集です。
◆半世紀前の鉄道P誌1962年5月号➍その他
同号その他のトピックスです。
◆半世紀前の鉄道P誌1963年2月号➊
同号掲載京王3000系記事・他です。
◆半世紀前の鉄道P誌1963年2月号➋C55特集
同号のc55特集です。
◆半世紀前の鉄道P誌1963年2月号➌C57特集
同号のc57特集です。
◆半世紀前の鉄道P誌1963年2月号➍トピックス
同号掲載その他のトピックスです。
◆特急『みずほ』の話
1963年複数号掲載記事からです。
◆1963年 頻発した鉄道事故
1963年複数号掲載記事からです。
◆1963年 鉄道の話題 九州/中国編
1963年複数号掲載記事からです。
◆1963年 鉄道の話題 関西エリア編
1963年複数号掲載記事からです。。
◆1963年 鉄道の話題 首都圏編
1963年複数号掲載記事からです。
◆1963年 鉄道の話題 北海道/東北/甲信越編
1963年複数号掲載記事からです。
◆60年前の鉄道P誌 1963年8/11月号
1963年8月/11月号掲載記事からです。
◆米坂線紀行
1963年7月号掲載記事からです。
◆私鉄特急ロマンスカーの系譜 その1
1963年複数号掲載記事からです。
◆私鉄特急ロマンスカーの系譜 その2
1963年複数号掲載記事からです。
◆私鉄特急ロマンスカーの系譜 その3
1963年複数号掲載記事からです。
◆根北線遊記
1963年8月号掲載記事からです。
◆碓氷峠百年物語 序章
1963年8月号掲載記事からです。
◆碓氷峠百年物語 第2章
1963年8月号掲載記事からです。
◆碓氷峠百年物語 第3章
1963年複数号掲載記事からです。
◆碓氷峠百年物語 第4章
1963年複数号掲載記事からです。
◆碓氷峠百年物語 終章
1963年複数号掲載記事からです。
◆1963年 進む新幹線建設
1963年複数号掲載記事からです。
◆1963年 国鉄新線開業
1963年複数号掲載記事からです。
◆1963年 消えゆく地方小私鉄
1963年複数号掲載記事からです。
◆1963年 進む輸送力増強
1963年複数号掲載記事からです。
◆第8回鉄道写真コンクール入選作
1963年複数号掲載記事からです。
◆第8回鉄道写真コンクール入選作・他
1963年複数号掲載記事からです。
◆京王初代5000系の話
1963年10月号掲載記事からです。
◆60年前の鉄道P誌 1963年12月号
1963年12月号掲載記事の紹介です。
◆半世紀前の鉄道P誌1964年2月号①
同号掲載トピックスの紹介です。
◆半世紀前の鉄道P誌1964年2月号②C51 239の話
同号掲載元お召列車専用機C51 239の話題です。
◆半世紀前の鉄道P誌1964年2月号③D50特集
同号特集のD50関連話題です。
◆半世紀前の鉄道P誌1964年2月号④D50特集
同号特集のD50関連話題です。
◆半世紀前の鉄道P誌1964年2月号⑤D50特集
同号特集のD50関連話題です。
◆半世紀前の鉄道P誌1965年4月号➊C50特集
同号掲載C50特集記事の紹介です。
◆半世紀前の鉄道P誌1965年4月号➋8620特集
同号掲載8620特集記事の紹介です・
◆昭和40年春全国鉄の話題
同号掲載全国の話題です。
◆御都合主義で生まれた短命特急の話
同号掲載新特急記事をネタにした随想です。
◆昭和40年国鉄第3次5ヶ年計画から➋
無煙化10年前の国鉄計画と実際がどうだったかの比較検証です。
◆昭和40年国鉄第3次5ヶ年計画から➊
無煙化10年前の国鉄計画と実際がどうだったかの比較検証です
◆半世紀前の鉄道P誌1965年9月号①
同号掲載のトピックスを紹介してます。
◆半世紀前の鉄道P誌1965年9月号②9600特集
9600特集内容の紹介です。
◆半世紀前の鉄道P誌1965年9月号③9600特集
前回に続き9600特集の紹介です。
◆謹賀新年 鉄道P誌 1965年9月号外
ほとんど現存してないナロー軽便鉄道を含めた地方私鉄の特集号です。
◆半世紀前の鉄道P誌 1966年4月号①
C58特集号です、東日本編としてまとめました。
◆半世紀前の鉄道P誌 1966年4月号②
C58特集号です、西日本編としてまとめました。
◆半世紀前の鉄道P誌 1966年12月号①
D51特集号です、外観バリエーション中心に紹介してます。
◆半世紀前の鉄道P誌 1966年12月号②
D51特集号です、走行写真中心に紹介してます。

【トンネル出口の擁壁 昼】


8-2.TMS誌
定期購読は1963年4月号から1970年までの7年間、大部分を鉄道模型から離れる際に売却してしまいました。 手元に残した号からの紹介です。
◆本日はお休みします TMS1961年3月号
筆者小学5年生末、数年後バックナンバーで揃えた号です、定価¥100。
◆謹賀新年 TMS1961年5月号
木曽森林鉄道ボールドウィン機の製作記事が載ってます。
◆本日はお休みします TMS 1962年7月号
アプト式ED42三重連競作がメイン記事です。
◆半世紀前のTMS 1962年8月号
メイン記事は龍安寺鉄道のレイアウト紹介です。
◆本日はお休みします TMS1963年4月号
カワイの店頭レイアウト、関西本線柘植機関支区が紹介されてます。
◆半世紀前のTMS 1963年5月号
コンペ特別賞を受賞した私鉄風電車駅モジュールが載ってます。
◆半世紀前のTMS 1963年6月号
交通博運転会の様子やギヤードロコ、ハイスラー機製作記が載ってます。
◆半世紀前のTMS 1963年7月号
関西で開催された運転会の様子やトラフガーダー橋製作記が載ってます。
◆TMS夏季大学 半世紀前の鉄道模型界事情
軽妙な筆致のエッセイで当時の鉄道模型界状況を窺い知る事ができます。
◆半世紀前のTMS 1963年9月号前編
国鉄全テンダー機や東急デハ7000系製作記が載ってます。
◆半世紀前のTMS 1963年9月号後編
この号掲載の龍安寺鉄道の発展を中心に紹介してます。
◆謹賀新年 TMS1963年10月号
東武ネルソン製作記とレイアウト大文字山鉄道紹介が載ってます。
◆半世紀前のTMS 1963年11月号①
TMSギャラリーの様子とレイアウト銀河鉄道紹介が載ってます。
◆半世紀前のTMS 1963年11月号②
東武ネルソンと8mmゲージD62製作記を中心に紹介してます。
◆半世紀前のTMS 1963年12月号①
陸蒸気からこだままでの最終回、レイアウト第二次錦浦鉄道紹介が載ってます。
◆半世紀前のTMS 1963年12月号②
当時のTMS掲載広告から鉄道模型界状況を解説してます。
◆鉄道模型メーカーの栄枯盛衰に想う
1963年12月号掲載広告に係る表題随想です。
◆鉄道模型販売店の栄枯盛衰に想う
1963年12月号掲載広告に係る表題随想です。
◆半世紀前のTMS1964年2月号➊
レイアウト紹介とDD51製作記です。
◆半世紀前のTMS1964年2月号➋
作品グラフ&製作記です。
◆半世紀前のTMS1964年2月号➌
組立式レイアウトのすべてが掲載されてます。
◆良く解る2列車運転
同号掲載のデュアルキャブコンの易しい解説です。

【トンネル出口の擁壁 夕】
◆TMS200特別号➊
TMS1965年2月200特別号の地区周期時等の紹介です。
◆TMS200特別号➋
同号掲載作品とレイアウトデザインコンペの結果紹介です。
◆冬の関西本線島ケ原
同号掲載記事の紹介です。
◆ポイントの定位と反位
同号記事に関しポイント用法のこだわりについて書いてます。
◆トロリーラインレイアウト
架線集電トロリーライン技術確立レイアウト関連記事です。
◆半世紀前のTMS 1966年1月号
作品グラフ・製作記等を紹介してます。
◆機関車駐泊所の風景
同号掲載シナリーガイドK氏の記事からです。
◆線路際のアクセサリー➊
同号掲載接鉄道S氏寄稿記事からです。
◆線路際のアクセサリー➋
同上2回目です。
◆線路際のアクセサリー➌
同上最終回です。
◆レイアウト有度山麓鉄道
同号掲載のレイアウト紹介です。
◆黎明期のNをTMSはどう見ていたか
同号掲載の新製品照会からです。
◆半世紀前のTMS 1966年2月号
作品グラフ・製作記等を紹介してます。
◆蒸機発煙装置の話
同号掲載蒸機発煙装置についてです。
◆組立式個人レイアウト
同号掲載組立式個人レイアウトの紹介です。
◆爛熟期の16番電機買物帖
同号掲載16番市販電機一覧です。
◆半世紀前のTMS 1966年3月号
作品グラフ・製作記等を紹介してます。
◆C63の話 TMS1966年3月号
同号掲載のC63製作記から思う事をまとめました。
◆珍しい英国型TTゲージレイアウト
同号掲載のレイアウト紹介です。
◆半世紀前のTMS 1966年4月号
作品グラフ・製作記等を紹介してます。
◆同志社大学鉄道同好会 in 1965
同号掲載記事の紹介です。
◆洛東鉄道の10年目
同号掲載記事の紹介です。
◆TMS初のNストラクチャ製作記?
同号掲載N/16番水タンク製作記の紹介です。
◆半世紀前のTMS 1966年5月号
作品グラフを紹介してます。
◆半世紀前のTMS 1966年6月号
作品グラフと新製品紹介です。
◆レイアウトを引き立てる小物たち
5/6月号連載記事の紹介です。
◆機関庫の風景総集編 その1
5/6号連載記事をまとめ直した1回目です。
◆機関庫の風景総集編 その2
5/6号連載記事をまとめ直した2回目です。
◆機関庫の風景総集編 最終回
5/6号連載記事をまとめ直した3回目です。

【生野駅跨線橋 昼景】
◆半世紀前のTMS 1966年7月号
TMS1966年7月号作品グラフ塔の紹介です。
◆樹木の作り方
同号掲載記事の紹介です。
◆摂津鉄道S氏の貨車入換講座 前編
同号掲載記事の紹介です。
◆摂津鉄道S氏の貨車入換講座 後編
同号掲載記事の紹介です。
◆半世紀前のTMS 1966年8月号
作品グラフと製品紹介ページからです。
◆レイアウト紹介 須津谷急行電鉄
同号掲載16番レイアウトの紹介です。
◆N用トラス橋製作法
同号掲載記事からです。
◆トラス橋の基本知識
同号掲載記事からです。
◆農業倉庫の話 前編
同号掲載記事からです。
◆農業倉庫の話 後編
摂津鉄道と当社の農業倉庫についてです。
◆半世紀前のTMS 1967年1月号①
新春企画トリック・ユーモア写真コンクール等を紹介してます。
◆半世紀前のTMS 1967年1月号②
名鉄8000系製作記やナローの魅力記事を紹介してます。
◆摂津鉄道 晩秋の蔵本村
1967年1月号掲載摂津鉄道晩秋の蔵本村の紹介です。
◆半世紀前のTMS 1967年4月号➊
同号作品グラフと製作記の紹介です。
◆半世紀前のTMS 1967年4月号➋
木造機関庫製作1回目と、摂津鉄道作者の貨物列車雑記帳の紹介です。
◆半世紀前のTMS 1967年4月号➌
同号掲載その他の記事からです。
◆半世紀前のTMS 1967年5月号➊
同号作品グラフと製作記の紹介です。
◆半世紀前のTMS 1967年5月号➋
同号作品グラフと製作記の紹介と木造機関庫製作2回目です。
◆摂津鉄道の砕石場①
1967年6月号掲載摂津鉄道砕石場の紹介1回目です。
◆摂津鉄道の砕石場②
1967年6月号掲載摂津鉄道砕石場の紹介2回目です。
◆半世紀前のTMS 1967年6月号
摂津鉄道砕石場製作記掲載号のその他の記事を紹介してます。
◆半世紀前のTMS 1967年7月号➊
シナリーガイド著者K氏のアシュピット記事等を紹介してます。
◆半世紀前のTMS 1967年7月号➋
同号作品グラフ掲載製作記の紹介です。
◆半世紀前のTMS 1967年7月号➌
同号その他の記事の紹介です。
◆TMS買物帖 国鉄客車
1967年10月号掲載の16番市販客車特集記事です。
◆半世紀前のTMS 1967年10月号➊
同号掲載記事の組立式レイアウト等を紹介してます。
◆半世紀前のTMS 1967年10月号➋
同号掲載の作品グラフ&製作記等を紹介してます。
◆摂津鉄道 小川のある風景
1968年3月号掲載摂津鉄道小川のある風景をを紹介してます。
◆半世紀前のTMS 1968年3月号
キハ43000系、東武モハ7820系製作記などを紹介してます。
◆半世紀前のTMS 1968年12月号①
16番蒸機自作など掲載記事を紹介してます。
◆半世紀前のTMS 1968年12月号②
山崎喜陽氏のシーナリーのテクニックなど掲載記事を紹介してます。

【生野駅跨線橋 夜】


8-3.TMS特集シリーズ
古いTMS特集シリーズからも紹介してます。
◆TMS蒸気機関車の製作から 前編
C62/9600/D62/D51/C56/C12製作事例を紹介してます。
◆TMS蒸気機関車の製作から 後編
D52/C57/C58/キット改造1C1機/古典蒸機製作事例を紹介してます。
◆ブログ開設5周年 図解鉄道模型入門から①
特集シリーズに掲載された『図解 鉄道模型入門』を紹介してます。
◆謹賀新年 図解鉄道模型入門から②
特集シリーズに掲載された『図解 鉄道模型入門』を紹介してます。
◆TMS特集 楽しい鉄道模型①/摂津鉄道
同誌掲載レイアウトと摂津鉄道への想いを掲載してます。
◆TMS特集 楽しい鉄道模型②ストラクチャ編
同誌ストラクチャ工作記の紹介です。
◆TMS特集 楽しい鉄道模型③制御技術編
同誌制御技術関連情報の紹介です。
◆TMS特集 楽しい鉄道模型④CBと車両製作
同誌コントロールボードと車両製作記事の紹介です。
◆TMS特集 楽しい鉄道模型⑤最終回
同誌その他に記事とペン画集の紹介です。


8-4.駅をレイアウトする
ローカル駅線形解説はTMSに連載された『駅をレイアウトする』の名著がありますが、筆者経験と視点に基づき類型化とレイアウト応用例をまとめました。 その後手放した号掲載と思ってた『駅をレイアウトする』が手元にありましたので、追加解説し公開しました。
◆ローカル駅線形考 前編
ローカル線2線駅類型化とレイアウト応用事例を紹介してます。
◆ローカル駅線形考 後編《7/23追記》
ローカル線3線駅類型化とレイアウト応用事例を紹介してます。
◆駅をレイアウトする その1
TMS掲載記事に筆者知見を加え解説してます。
◆駅をレイアウトする その2
TMS掲載記事に筆者知見を加え解説してます。
◆駅をレイアウトする その3
TMS掲載記事に筆者知見を加え解説してます。


以上、キーワード『半世紀前の鉄道雑誌』の露太本線ブログINDEXです。


[露太本線ブログINDEX一覧]
1.Nゲージポイント
2.鉄道模型照明技術
3.TOMIXの功罪
4.Hyper-G高性能電源
5.市販電源
6.レイアウト制御
7.Hyper-G高機能電源

9.History
10.旅の記録
公開毎に順次追加します。


ではまた。

寒~っ、突然の冬到来

今年は11月初旬から約一ヶ月季節の進行が止まった様に穏やかな小春日和が続きました。 20-30年前に比べて明らかに冬の寒さは和らいでます。 11月に2-3回雪が舞い勤労感謝の日に白馬方面へ初滑りに行った年もあり、例年12月初旬には冬タイヤに履き替えてました。

【凸凹農道の風景】
15年前まで近所の農道は未舗装でしたが平成末に次々舗装され凸凹道は姿を消しました。


今年は11月の氷点下記録日が数えるほど、12月初旬週末に聞こえるタイヤ交換の音もしないのでまだ夏タイヤのままです。

【12/7撮影】
里に雪が降らないばかりか2回白くなっても根雪にならず、師走の無冠雪八ヶ岳は記憶にありません。 止まってた季節を一気に進める様なシーズン初寒波が突然やってきました。


関越道立ち往生発生の新潟や山陰の大雪が報じられ、長野県内でも北部飯山では1mの積雪でした。 同じ県内でも当地は雪は舞った程度で、最高/最低気温が平年並みに10度近く下がった段付きが体に堪えました。

【12/17AM撮影】
里は舞った程度でも山は雪、八ヶ岳連峰の中腹から上が一晩で真っ白になりました。

【12/17AM撮影】
蓼科山(左)や北横岳もしっかり雪化粧し平年の冬景色になりました、

【12/17AM撮影】
例年11月中旬から人工降雪機でゲレンデ作りしクリスマス前オープンの車山高原スキー場は、気温が高く作業開始してませんでしたが、1600mのここも天然雪に覆われてました。

【12/17PM撮影】
午前は車、午後になって晴れてきたので散歩に出掛けました。 茅野市予想最高気温1℃、ここは標高の高い原村なので真冬日だったかもしれません。 北西風が強く体感温度は?、撮影の為手袋外した手が凍えました。

【12/17PM撮影】
気温が高く雪作りできない事もありましたが、コロナ禍で今シーズンの営業は?と思ってた富士見パノラマスキー場、ゲレンデ作りが始まり中腹から4-5本雪煙が上がってます、週末第2波襲来で一気に進むでしょう。

【12/19AM撮影】
2日後はフル稼働してました、圧を掛けた水を冷気中に噴霧すると、膨張冷却が加わり氷の粒になります。 それを少なくても30-40cm敷き詰めれば人工雪ゲレンデの完成です。

【12/19AM撮影】
終わったと思った農作業、まだ野焼きの煙が上がってました。

【12/19AM撮影】
10棟近く並んだセロリハウス、毎年最初に作付けする1棟だけ壁と天井張る作業中でした、降雪で潰れるリスクがあるのにこの時期の作業は地温を上げて置く為だそうです。

【12/19AM撮影】
白菜畑の脇にうず高く積まれてた稲わらが1/3ほど鋤き込まれずに残ってました。 詰まれた稲わらは畑脇の小物として面白そうです。 さて家に帰りタイヤ交換2台8本です。


ではまた。

駅をレイアウトする その3

シリーズ最終回はその他の駅の線形についてです

【笠松スイッチバック信号所】
通過型スイッチバックの基本形は本線直線で、場内信号機は本線用/構内線用2基です。 従来線笠松信号所で実現できなかったこの不満点は延伸線倉元駅で解消します。


9.ヤード
K氏はヤードをレイアウトに良く見られる電車区の様な留置施設ではなく、貨物列車の編成組み換えを行う施設として解説されてます。 それは『とかくレイアウトは走り回らせる処、置いておく処となり勝ちで、従来のヤードも本来の入替の目的よりもむしろ使わない列車を突っ込んで置く為の線路になっていた様である』と書かれてる事で明らかです。

貨物輸送華やかなりし頃、駅構内奥で9600や8620に突放された貨車にヘルメット姿の職員が乗り、足踏みブレーキ操作する入換作業を良く見ましたが、貨物列車編成組み換え作業できるレイアウトは見た事ありません。


10.終端駅
盲腸路線には終端駅があり、山懐に抱かれた小さな町が通り相場でした。 一面ホームと機廻し線、貨物側線だけの簡素な線路配置が終端駅ムードを高めてました。

一方で延伸建設計画があり、山の反対側にも盲腸路線があって部分開通の場合(例:田沢湖線開通前の橋場線と生保内線)や、終端駅から先は貨物専用線で鉱山等が奥にある場合は通常駅線形の終端駅もありました。


レイアウトではエンドレス分岐型終端駅が一般的で、機廻し線設置事例はほとんどありません。 列車有効長優先で止むを得ませんが、実感重視派としては疑問が残ります。 まっ、環状線除けばエンドレス自体がレイアウト固有の必要悪ですから仕方ないとも思います。


11.貨物線と専用線
貨物駅を間近に見た経験がなく解説されてる内容は耳新しい事ばかりです。 現在埼京線や湘南新宿ラインが走る線路はかつて山手貨物線で、EH10牽引の50両を超す重量貨物列車が行き来する姿を良く見ました。


品川-大崎間に渋谷/川崎方向の貨物線複線分岐があり、新幹線線路は貨物線上高架に建設されました。 貨物輸送は衰退しても貨物線が後世に果たした役割は大きかったです。

一方専用線は車窓から駅端貨物引上線から分岐して工場内へ消える引込線を良く見掛け馴染みがあり、延伸線倉元駅に廃鉱山引込線跡を製作予定です。 K氏は『貨物線はあちこちに引込線が分かれている事が多く、貨物線だけでも面白いレイアウトを作る事ができる』と書かれてますが、混載貨物列車が消滅した現在となっては今後登場する事はなさそうです。


12.スイッチバック
本文パターン11線形は関西本線中在家信号所その物、掲載写真は和歌山線北宇智駅で、関西から一番近いスイッチバック例示はK氏が京大鉄道研究会会員だったからと思われます。


スイッチバック定義は曖昧で、登坂主目的の折返し型と列車交換目的の通過型に大別できます。 線形や運転形態だけ見ると青森駅や旧塩尻駅をスイッチバックと呼ぶ方も居ますが、上記2類型を狭義のスイッチバックとし、筆者が製作した通過型に絞って話を進めます。

通過型スイッチバックの水平な2本の線路には発着線と引上線の区別があり、駅ならホームは発着線に設置されます。 場内信号機は上下各2基、本線場内進行=通過可で出発信号なしです。 出発信号機は発着線に1基、引上線に本線/発着線用2基が設置されてます。


発着線1本では2列車停車の交換ができず一方通過のみです。 発着線1本の信号所昇格駅土讃線坪尻・新改で一部普通列車が通過するのは列車停車交換不能だからです。

【往時の中在家信号所】・・・鉄道P誌より
関西本線加太越え中在家信号所は列車待避に加え列車交換可能な発着線2本の信号所でした。 例えば下り貨物列車と上り普通列車が発着線に到着し、下り普通列車が通過する様なダイヤでその必要性があったからです。

【昭和30年代の韮崎駅】・・・韮崎市HPより
筆者にとっては中央本線沿線に多数あった通過型スイッチバック駅が鈍行列車の旅を象徴する様で懐かしく、数えると初狩・笹子・勝沼・韮崎・穴山・長坂・東塩尻の7駅でした。


スイッチバック時代の韮崎駅は昭和41年金峰山行で下車しました。 中央右が2階建駅舎、修理跡が生々しい屋根は貨物上屋です。 右下本線ガード下が20号線から清里方面の国道で、昭和38年夏林間学校途上で、甲府発韮崎行キハ07を目撃した後に通った場所です。

【2000年頃の中在家信号所】・・・ウィキペディアより
レイアウト設計を開始した2012年頃「中在家は今どうなってる?」と調査し、2006年から定期列車交換のないポイント2個単純線形無人信号所として生き残ってると知りました。

【2020/3の中在家信号所跡】・・・ウィキペディアより
そして今回記事で再調査すると、昨年11月18日付けで91年の歴史の幕を閉じ、ポイント・レール・本線信号機が撤去され、旧建屋前通票授受ホームだけ残ってると知りました。


13.複線の駅
複線駅の解説は非常にアッサリしてます。 本文に『最近東北本線、北陸本線等において、特に列車のつかえてる区間から部分的に複線化を行ってゆく方式が取られている』とある様に、大幹線・都市近郊線・私鉄を除けば単線が普通だった時代背景の反映だと思います。

基本は単線と同じと流し、待避線設置法に軽く触れてるだけなので、以下に筆者体験を元に複線駅の待避線を類型化しました。

国鉄(JR)在来線地方駅標準仕様が上下線間に共用待避線を挟んだ3線駅です。 2番線が上下待避線・終着折返し線で、諏訪圏の複線区間駅、富士見・青柳・茅野・岡谷皆この線形です。 全国的に運転密度が高くない線区のどこにでも見られます。

都市近郊区間や私鉄など運転密度が高い路線では上下専用待避線を持つ4線駅が標準仕様になります。 中央線なら三鷹・国分寺・立川・豊田、小田急なら経堂・成城学園前・向ヶ丘遊園前、京王なら桜上水・つつじヶ丘、私鉄各社の待避駅のほとんどがこの線形です。

後続列車通過のみの場合は通過専用線を持つ4線駅になります。 この線形は新幹線に多用され普通になりましたが、それ以前から小田急東北沢駅や東武線で採用されてました。

パターンCのバリエーションでこんな線形の駅もあります、待避施設を増設した京王八幡山駅です。 スペース節約可能で、ホーム1本なので駅務も合理化できる現代の駅です。

同じく待避施設増設の特殊例ですが、上下共用通過線を中央に配した3線駅東急祐天寺駅です。 渋谷-横浜間最短経路として東急東横線は開通以来競合がありませんでした。 常に国鉄/JRと直接競合した京急、京王・京成や目的地競合の小田急・東武と異なり殿様商売でしたが湘南新宿ライン出現で状況は一変、渋谷-横浜間34分では勝負になりません。

【『思えば歳を取ったもんだ』より転載】
特急運転で30分に短縮しても既成待避施設ではそれ以上スピードアップできません。
◆湘南新宿ライン:渋谷-横浜
 普通28分、快速25分、¥400
◆東急東横線:渋谷-横浜
 特急27分、¥280
運賃と所要時間で勝負できるスピードアップの為に追加された苦肉の策の待避施設です。


以上、50年以上前のTMSに掲載されたK氏『駅をレイアウトする』を基に筆者知見を加え、まとめ直しました。 皆様のレイアウト設計の一助になれば幸いです。[完]


ではまた。