Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

水田の表情豊かな季節

【中山平製材所付近】・・・記事内容と関係ありませんが鉄分添加剤として。

【同夕景】

露太本線の季節設定を晩秋にしたのは、稲刈り後の水田の表情が変化に富むからです。 晩秋と共に水田の表情豊かなのが今、田植え前のわずか10日ほどです。 散歩道に広がるこの季節の水田風景を紹介します。(他の地方では連休前後だと思います)

連日見られる風景がコレ「しろかき」です。 半月ほど前に「田おこし」した水田に水を張り、土を更に細かく砕いて水と馴染ませる田植えの準備作業です。 昔は牛馬と人力、昭和30-40年代に耕運機が普及し、平成に入ってからはトラクターが主役の仕事です。 今週末から来週末にかけてが田植えのピークになりそうです。

この地域では農業経営基盤強化の為、平成一桁時代に大規模な圃場整備が行われ、機械化効率が良い真っ直ぐでビッグサイズの水田が整然と並んでいます。 記憶に残っていませんが、それ以前は昭和の香りが残る”非効率な”田園風景だったと思います。

圃場整備後に5年以上耕作放棄された水田もあります、後継者不足なのでしょうか、草を茂げらせ放置すると、水田に戻すには2-3年かかるそうです。 彼方に見えるのは、諏訪大社御神体の守屋山を含む1400m級の山々で、露太本線南側背景として使っています。

田植えを待つ水田に挟まれたこの水田は冬越し姿のままで、今年は休耕になる様です。

ここから下側3枚の水田(同農家と思われます)は、田おこししないで水を張ってありました、去年の稲株が水面から顔を出しています。 このままトラクターでかき混ぜて田植えする様です。 親世代が引退すると兼業農家になる例が多く、省力化でやむを得ないのかもしれませんが、田おこしには殺菌や土造りの目的があったはずで???です。

この水田だけ田植えが終っていました、単に陽当りが良いからとも考えられますが、早稲の冷害に強い品種かもしれません。 高冷な当地では、コシヒカリ等収量が多く単価も高いが冷害に弱い品種での全滅を避ける為、保険を掛ける場合があると聞きました。

こちらは「苗代」、苗床で種籾から発芽させた稲を、田植えまで育てます、これで農家1軒分でしょうか。 近年分業化が進み大型ハウスで育てた苗を、田植え時期に開設される苗受け渡し所で受け取る農家が増えています。 種籾から育てる米作りから、田植えから始める米作りへの変化が進んでいる様です。

幅90cmの大型用水路と給水口です。 緩やかな傾斜地ですが、圃場整備で水田幅を広くしたので畦の高さは平均1m、水田毎に2-3箇所の段差で給排水高低差を作っています。

その結果、排水はこの様に畦の中を通したパイプを通して行われています。 露太本線の段々水田にこのタイプを取り入れました。 田に水が入る連休明けはカエルの恋の季節、連夜大合唱が聞こえます。


ではまた。


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