Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

KATOキハ52の車両加工⑤回り道も楽し

進行中のKATOキハ52車両加工は、加工した部品を取り付けて完成ですが、つい回り道をしてしまいました。

前回キハユニ26室内灯増設で車内照明が大幅に改善すると、こんな物かと我慢してきたキハ52の室内灯配光特性不均一さを何とかしたくなりました。 それにはまずKATO純正室内灯の回路解析をしないと改善方法の検討ができません。

①KATOキハ52にはLED室内灯クリアにクリアオレンジ色差しで装着してます。
②LEDユニット内部を確認する為、コスメ用ハサミでLED上部を切開しました。
③矢印がLED電極半田付け部、通常LEDとは発光面が90度違う側面出射型です。
④LEDの奥に6ピン樹脂モールドパッケージの部品が見えてます。

印刷から品種特定できませんでしたが、100%LED4個入りダイオードブリッジです。 図はダイオード2個直列3端子x2で例示しました、配線がこの通りとは限りません。

【前号『キハユニ組立難航』より転載】
つまり前号で筆者がキハユニ26に増設した回路その物です。 ダイオードがシリコンかショットキーかは確認できませんでした。 では抵抗はどこにあって何Ω?

更に追加切開するとチップ抵抗電極が見え、テスター計測結果は150Ωでした。 500Ω前後で約20mAの筆者予想は外れ、最大電流約70mAです。 以上で回路解析できましたが、郵便荷物室がないキハ52には増設回路収納スペースがありません。

筆者腹案は電気技術者が通常やらない方法、LED直接並列接続です。 抵抗で電流は決まりますが特性バラツキにより双方LEDの電流=明るさが出たとこ勝負になるからです。 5対5とは限らず7対3か8対2かもしれません、でも10対0よりマシという判断です。

テスターで極性を確認しキハユニに使用したリード付LEDを電極に半田付けしてスイッチオーン。 実験成功、見事に点灯しました、明るさの差も少ない様です。 LEDは電流と明るさが正比例なので、純正LEDの明るさの一部を増設LEDへ割り振っています。

実験成功ですが、このまま組込みません、1608チップLED順電流定格30mA、パルス入力でも100mAです、PWM電源点灯で定格を越え故障する可能性が高いからです。 明るさは出たとこ勝負でも電気技術者として信頼性はなおざりにできません。

そこで、順電流定格150mAの3014LEDを使用します。 実験使用リード付LEDポリウレタン線は十分長いので、必要長に切って先端を電極に半田付けします。  

このサイズが現在の筆者半田付け可能限界です。 最初の写真、ビニールハウス照明は1608、4年前は半田付けできたのに・・・、年々視力が衰えてます。

増設LEDに色差しして配線と共に導光板に両面テープで固定しました。 KATOは車体に導光板を貼り付け構造なので、ポリウレタン線に余裕を持たせます。

最後に効果検証、左純正1灯キハ52に対し右増設LED付キハ52の効果は一目瞭然、本線上キハユニ26との明るさ・色味バランスも良くなりました。


問題を一つ解決して次に見えてきた問題を解決できました、しかもこの方法はキハ181系、キハ58系、旧客群など全在籍車両に適用可能、回り道もまた楽しです


ではまた。