Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

コールドブリッジ対策

ヒートブリッジ対策は一段落しましたが、コールドブリッジの存在を知り、知ると何とかしたくなる困った性分で・・・。

切り出して4本余ったA材を、北屋根延伸線居住スペース中央の梁に取り付け・・・。

B材でフタをしました、これで立ち上がって頭ぶつけても痛くない(笑)

北屋根は建物背骨の100x200mmI鉄骨がこの位置にあり、南屋根と構造が違います。 木材断熱性は断熱材の1/10、鉄は数百分の1、北西季節風が吹く冬はこの部分がコールドブリッジになる事はほぼ間違いありません。

延伸線床から見たI鉄骨です、築30年間の汚れを拭った雑巾は真っ黒になりました。 南屋根の様にロックウール断熱材を押し込むだけでは位置固定できません。

そこでI鉄骨上下の断熱材固定用に、「た625さん」に教えていただいた建材用仮止めテープを断熱材3本と共に調達、1.2mm厚、20mm幅の強力両面テープです。

断熱材を天井板とI鉄骨間に押し込んで位置決めし、先に貼った両面テープ保護紙を剥がしてペタ、I鉄骨及びその奥からの寒気侵入を防止できました。

同様に従来線エリアにもループトンネル下と東基台下から潜り込み、断熱材1本半を施工しました。 右端境界部は双方から張り出させ隙間を埋めています。

おまけに普段見れない峡谷を下るカヌー視線から。 米モジュールの我家は3尺x6尺建材の板取りが悪いのですが、断熱材は425mm(3尺に2枚)x1360mm(4尺5寸)に規格化されてる様で、1本半2040mmがピタリサイズでした。 なお製品注記もありますがロックウール断熱材は、飛沫吸引による健康被害防止の為、マスク着用で施工しました。

2012年夏、小屋裏レイアウト予備調査時温度は56℃(外気温+26度)でした。 半年後に実施した屋根リフォーム時に、2階居室住環境改善の大義名分で棟換気口を取り付けました。 換気口設置で13度、換気扇併用で17度改善と絶大な効果を発揮してます。

左が昼間照明点灯時の棟換気口部分、上にカバーがあるので外の明るさは見えません。 消灯すると外の明るさが見えます、室内開口部50mmより狭く25mm程度ですね。

冬場は換気口から冷気が侵入するので、ダンボール2枚重ねを緩衝材で包みガムテープで止めた「換気口閉鎖板」を12月~3月に装着していました。

ここも何とかしようとスタイロ余材から60mm/80mm台形状部材を切り出し・・・。

これを横にして換気口へ差し込み90度回転すると垂木に密着し、換気口コールドブリッジはかなり改善したと思われます、全て覆うのに3本半必要でした。


★更なる改善アイディア

まだアイディアですが、更なる改善にはレイアウトとメンテエリアを除く小屋裏東1/3の断熱間仕切り壁遮断が効果ありそうです。 課題は定尺材通過不能な搬入口、それに狭いスペースに潜り込んでの細かな作業も気が進みません(笑)


ではまた。

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