Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

県道沿いの民家D④店内改装と店舗演出

民家Dの手抜きしてボケ画像になった店内を改装し店構えの演出を行います。

【昼下がりの中山平】

商品陳列棚を写真製版法で再製作しました、柱時計を追加し商品配置を一部変更しています、元データ解像度差が解る様になり、何とか近接鑑賞に耐える品質になりました。

改装した店内全景です、シナリオは「郵便事務、専売品(煙草/塩)、干物などを細々と商っている」でしたが、生鮮品以外の食品や日用雑貨も扱う店になってしまいました。 かつては食品全般・花・苗・灯油等も商い配達も行っていたシナリオに修正します。

正面に泥はね表現を追加し、居室使用の右半分目隠しの為、遮光が容易なガラス内側白色塗装をしました。 カーテンとも紙を貼ったとも見える仕上がりになりました。


店の演出にキット付属品とシールは使いません、暖簾は飲食店や大店の営業中サインで、小さな雑貨店はカーテンが引いてあれば閉店、カーテンが開き照明が点けば営業中です。 必要な小物類を自作し、シナリオに合う店の雰囲気を演出していきます。

写真製版で看板を製作しました、名字しりとりでB山田⇒C田中⇒D中野、「中野商店」です。 ウェザリングでの古色演出は難しいので、イメージ通りのこの画像データを使いました、年を経た店の雰囲気を演出してくれる看板です。

ショウウィンドウ付近です。 「みそだま有ります」は先日、真岡⇒常陸太田の街道沿いで見かけて懐かしく感じ、ぜひ取り入れようと考えた物です。 郵便事務取り扱い看板と共に店内側から掲示しました。 屋号看板は鋳物屋を選び外側に貼りました。

側面です、塩・タバコ専売所看板と、倉元駅待合室にも貼ってある当時野球と並び大人気だったプロレス地方巡業ポスターをガラス戸に貼りました。 カーブ鉄橋から良く見える2階壁には、お馴染みの何バージョンもあるホーロー看板を取り付けました。

反対居室側コーナーです、新聞のホーロー看板とみそだま看板を取り付けました。 筆者が栃木・茨城県境の脇街道で見かけたのもこの位置でした。

店内同様に印刷物のディテールアップはどうしても平板になります。 店内が金銭登録機で引き締った様に、店外もたばこ看板を異なる座標軸に取り付けて変化を付けました。 他にもステッカーを準備しましたが、やり過ぎになるので使用を見送りました。

全景です、と言っても北基台設置時は裏側になってしまうので、バス停奥の畑から店内が見える撮影場所を確保する予定です。 入口扉開放の選択肢もありましたが、北国の晩秋なので止めました。 2階間仕切り板なしでベースに組みましたが店内がほとんど見えません、ローカル駅舎と同じく店内は常時点灯照明にするしかない様です。


ではまた。

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