Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

野小屋の製作④小物製作と配置

延伸線設計は一ヶ月進展なし、ローカル駅舎仕掛かり中に野小屋蛍光灯作りで大苦戦しました。 土曜日は天気に誘われてスキー、計画はあってない様な物ですが、予定通りには進みません。 まず野小屋を完成させるべく、小物の製作と配置を行います。

照明点灯の小屋内部もそれらしく作ります、最初は小屋正面奥に設置する収納棚、3mmプラ角棒と0.5tプラ板の工作です、マホガニー塗装+ウェザリングです。 一番下は蓋付き物入れ、上2段の棚に大きな肥料袋がストックされています。 棚上が淋しいので太目裁縫糸製の綱を載せましたが、設置状態ではほとんど見えない事が後で解りました。

小屋奥コーナーに設置しました。 キット付属農機のトラクターを小屋内に置く事にし、位置決めして接着しました、働く機械らしくお化粧しています。 小屋奥はこれで十分ですが、この角度から見ると入口先左側の空きスペースが気になります。

そこで奥行半分で高さも低い収納棚をもう一つ作りました。 普通サイズの肥料袋がストックされています。 見える高さに荒縄をイメージした縄ロールを置きました。

小屋入口先左側に設置しました、小屋内部はこれで完成です。

屋根を付けて様子を見ます、遮光塗装を省いた屋根及び屋根と壁境界の漏光なしです。 続いて屋外の小物に移ります。

我家の庭木コノテガシワです、30cm程の苗木が30年で2m強に成長しました、剪定していませんが卵型の樹形を保ち、自然木とは違う趣があります。 コノテガシワに特に拘りはありませんが樹形が整い小柄な庭木を作り、野小屋にも1本植えたいと思います。 

紙粘土で成形してフォーリッジ滓を貼り付けるのが一番簡単ですが、この時期乾燥時間が長過ぎて使えません。 そこで端材を彫刻刀でスプーン形に掘った木型を作り、ターフ+ボンド水溶液のタコ焼き方式で作りました、左は大き過ぎて途中で止めた失敗型です。

食用油リムーバー、少量ボンド水溶液で硬めに溶き一発成形した1stトライは、離型時に分解して失敗でした。 保湿クリームリムーバー、柔らかく溶き上面半乾き盛り足しの2ndトライで使える物ができました。 しかし離型時に木型が割れ再生産不能、後は春に紙粘土で作るしかなさそうです。 幹は0.55mmフラワーアレンジメント用針金です。

植樹の為に地面製作してなかった部分にカントリーグラスとコーヒー滓を撒き、庭木を植えます、コノテガシワの様に見えます。 農機燃料備蓄用ドラム缶も置きました。

逆の角度から見るとこんな感じです、第2の収納棚設置効果が良く解ります。

小屋の持主は照明を消し忘れる少々慌て者、差し掛け柱に立て掛けた鍬を忘れ帰ってしまいました、という想定で鍬を作り置いてみました。 小物追加はキット付属品荷車等まだ可能ですが、装飾過剰になるのでここまでにします。 ステッカーを貼りながら風景確認して完成です。 その後、チラチラする照明の様子紹介動画を製作します。


ではまた。

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