Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

謹賀新年 TMS1961年5月号

新年明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。

『散歩道から北アルプス連峰遠望 12月30日撮影』

『散歩道から南アルプス方向を望む 12月30日撮影』

『散歩道から故郷の山 八ヶ岳連峰 12月30日撮影』
元日から工作記は無粋なので、昨年11/20の続編、半世紀以上前のTMSを紹介します。

現在筆者手元にある一番古い号から一月置いた1961年5月号です。 表紙はナロームード一杯の木曽森林鉄道のタンクロコです。

新車トピックスはキハ58系北海道仕様のキハ27・キハ56・キロ26、サンロクトウ(昭和36年10月)ダイヤ大改正の半年前、全国優等列車網整備の準備が着々と進んでいた様子が解ります。 面白いのは目次下の新型貨車ワム60000、1958年から5,000両以上生産されたワム70000の改良型とあり、国鉄が長距離大量輸送の主役だった時代の証明です。

巻頭グラフ最初はC62市販キット細密化、筆者もC58パイピングに取組みました。 次は松本模型特別製品流線型C55、予約注文限定生産に近かったのではないかと思います。 最後は市販ED70の強力機化、2M4軸駆動にして目一杯ウェイトを追加しています。 

ヒマラヤのロコ(左上)木曽のロコの記事です。 かつて木曽森林鉄道に在籍したボールドウィン・コッペル・国産13両の蒸機がディーゼル化により1959年取材時には3両、直後に全廃されたとあります。 写真は1927年製ボールドウィン7号機最後の姿です。

でこちらはその模型化、1/48、16.5mm、運材台車10両も同時に製作されています。

レイアウトデザインコンペ小型部門(1100x1500mm)佳作の発表ページです。 N換算で586x800mm、テーブルトップサイズの小型車両専用レイアウトプランです。 注目は入選者の年齢、左上から16歳、12歳、22歳です。

筆者が修学旅行土産にスハ32完成車体(7/16付けブログ)を買った京都マツモト模型の広告です。 前月号に組立法記事が掲載されていた様です。 キット価格¥140!

裏表紙、3月号で近日発売予告だったKTM製D51の価格が載っています、1両分¥7,645、すでに同社から販売されていたC51¥4,995の1.5倍強の高級品でした。 ちなみに現在のBトレに当る上段の鉄板製2軸客車の価格は¥350です。


ではまた。

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