Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

天井断熱について考える

断熱工事で天井裏すべてに断熱材を貼る事ができません、東屋根は足場がなく施工不能、従来線建設部の南・西・北屋根も制限されます。 効率的に施工する為に理論検証を行いました。 筆者自宅は真南向きに建っています、寄棟屋根5寸勾配、角度換算して26.5度です。 また居住する長野県茅野市は北緯36.0度、以上の条件で考察しました。

一番太陽熱を受ける南屋根についてまとめた表です、三角関数計算は省きます。 正午の太陽と屋根角度を日射角度とし、南をプラス北をマイナス表記しています、0度が直角日射条件です。 受熱量最大の0度が年2回、4月末と8月中にある事が解りました、前者平均最高気温15℃、後者28℃、7月下旬~9月上旬の熱暑がうなづけます。


しかし、注目すべきは日射角度による受熱量、春分/秋分で0度の98.6%、冬至でも83.9%ある事に驚かされました。 どうやら屋根の受熱量より、気温と蓄熱効果の方が大きい様です、つまり車に例えれば気温が初速、受熱量がアクセル、夜間放熱量がブレーキの関係です。 とすれば断熱材は蓄熱効果(放熱効果も?)を軽減するはずです。

そこで夏至と直角日射2条件で屋根4面の受熱量を数値化してみました、蓄熱効果を生む熱はどこからどの程度来る?の検証です。 ここでも結果に驚かされました、北屋根からの熱が予想外に多く、南屋根の60-80%もあります。 断熱は南屋根へ集中的に、延伸線ブロックがある北屋根は、怪我防止主目的で良いという直感は見事に外れていました。

【動輪シンボルマークの国鉄バス】・・・表だけでは淋しいので。

この数値から小屋裏空間受熱量の各屋根寄与率を計算してみました、ちなみに軒先を除く屋根面積は南北が20.1㎡、東西が10.1㎡です、6割以上と予想した南屋根が40%前後の意外な結果でした。 また東西は、東は高山と林に遮られますが、西は午後の陽射しを浴びるので、実際は寄与率がかなり高いと思われます。 南屋根半分強にスタイロフォームを貼ればかなり改善するのではないかという目算は、見直しが必要になりました。

最後にメーカーHPデータでスタイロフォーム厚と断熱性能の関係を調べ、厚みに正比例する事が解りました。 床材調達した店で上記全サイズを調達可能です。 断熱工事には相当お金が掛かりそうですので、検証結果を基に工程設計する事にしました。


なお、本日から3日間留守にしますので、頂戴したコメントの公開・返信が遅れます。 予めご承知置きください。


ではまた。

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