Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

鉄の履歴書-14 N誕生!関水金属発売予告の印象

TMS誌上に関水金属(現KATO)9mmゲージ、C50とオハ31発売予告が掲載されたのは、昭和40年前半だったと思います。 16番が鉄道模型主役の座を確立した時期でした。


第一印象は何故C50で8620でないのか、何故オハ31でスハ32かオハ35でないのか車種選択への疑問でした、0系新幹線だってあったはずです。 昭和10-20年代を想定する40代以上顧客がターゲットだったのでしょうか、発売車両に全く興味を持てませんでした。 (裏話が開示され皆さんご存知かもしれませんが、離れていたので背景を知りません)

【貨物列車待避中の生野駅夜景】

広告写真で見る限りディテールは甘く、車両工作対象になるとは思えず、完成品購入前提のレイアウト志向が強いゲージだと感じました。 先行して普及しなかった12mmの例もあり、メーカー存続性・車種展開が不透明、買い揃えた16番から乗り換えるほどの魅力も資金力なく、しばらく静観する事にしました。


発売5年後、Nゲージの呼称と発展性が確立した頃、『露太本線を迂回運転寝台特急が走る - Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記』で紹介したC62、20系客車、C11、キハ20系(筆者が選択した弟の鉄道模型)を始めて手にしました。 しかし、プラスチック然とした印象は変わらず、ダミーライトも不満で、心を動かされる事はありませんでした。


ではまた。

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